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9日まで東京ビッグサイトで開かれている日本ホビーショーに初めて三条商工会議所が出展 (2009.5.8)
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7日から9日まで東京都・東京ビッグサイトで開かれている日本最大の手づくりホビーフェア「第33回2009日本ホビーショー」に三条商工会議所が初出展し、市内の企業とともに三条産品を全国からの来場者にアピールしている。
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9日まで東京ビッグサイトで開かれている「第33回2009日本ホビーショー」の三条商工会議所のブース
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同ショーは(社)日本ホビー協会主催で毎年開かれており、手芸やクラフト、伝統工芸、DIY&ツール・工具、出版、癒し、スイーツデコなどさまざまなジャンルの「ホビー」に関連する企業や個人が出展している。
今回は約340の企業・個人が出展。ホビー愛好者をはじめ、小売業や製造業、卸売業、学校やカルチャーセンター関係者などが訪れ、3日間で約12万人の来場者を見込んでいる。
三条市内の作業工具メーカーも以前から出展しており、今回も市内からはアイガーツール、角利製作所、シンワ測定、兼古製作所、マルト長谷川工作所の5社が単独で出展している。
初出展の三条商工会議所は、同会議所販路開拓促進委員会で小規模事業者を対象にした出展の呼びかけに応じたオヤナギ正好製作所、金鹿工具製作所、外山刃物、シティア、高喜金物の5社と共同で出展している。
同商議所のブースは、黒地に赤や白の文字を配し、「三条鍛冶の技」と大きく書いたディスプレーが会場内で目を引く。三条産の和釘や握り小ばさみを展示して伝統の技術を紹介しているほか、アルミ缶クラフト用の金切ばさみ、ピンセット、アルミクラフトの材料など5社それぞれの商品を展示販売している。
同商議所の富沢誠産業振興課課長補佐は、 「入場者の多さに驚いている」。自分で道具を使ってクラフトを手掛けるエンドユーザーの来場が多い感触で、来場者の8割以上が女性と言う。これまで同商議所が出展してきた地場産業の刃物や金物を主体とする展示会とは、すこし違った感覚とも。
同商議所のブースにも、カルチャー教室の先生が生徒を連れて訪れ、道具を手にして出展者に質問する場面もあった。また、出展者側は利用者から予想外の使用方法を知ったり、製品への要望から開発のヒントを得ることもあったようだと話している。
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