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23日に三条市下田地区の棚田で地元アマチュア演歌歌手、バンドが出演して初めての全国棚田百選・北五百川棚田コンサート (2009.5.8)
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三条市下田地区の「北五百川(きたいもがわ)棚田を愛する会」は、23日午後1時半から北五百川地内の棚田特設会場で初めて「全国棚田百選・北五百川棚田コンサート」を開く。
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23日開かれる北五百川棚田コンサートのちらし
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会場は、農林水産省選定の「日本の棚田百選」に認定された粟ヶ岳のふもと北五百川の棚田。粟ヶ岳や守門岳を望む斜面に約1,5ヘクタール、計60枚の棚田が連なり、その棚田を見下ろす高台の平らなスペースに建つ東屋をステージに利用する。
出演は、地元下田地区のアマチュア演歌歌手川又久枝さんとニシカワバンドで、演歌からポップス、歌謡曲など約2時間のコンサートになる。
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コンサートのステージ設営場所から見下ろす棚田
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入場は先着300人で、会場整理費として「いい湯らてい」の入浴券付きで1人1,000円が必要。いすは用意しないので、敷物などは持参する。小雨でも行う。飲食は自由だが、ごみはそれぞれが持ち帰る。
また、車での来場者は「いい湯らてい」の駐車場を利用する。駐車場から会場までは駒出川沿いを粟ヶ岳に向かって歩いて約15分。当日は、案内板を設置する。
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棚田で「北五百川棚田を愛する会」の佐野さん一家
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主催の「北五百川棚田を愛する会」は、棚田14枚のオーナーの農業、佐野誠五さん(60)が代表を務める。この棚田は新緑の山々に抱かれ、穏やかな日和には粟ヶ岳の伏流水が流れる音と心地よい風の音、そしてカエルの声が響く。
佐野さんの話では、コンサートのころには田んぼのイネが伸び、あぜ道では三条市の花、ヒメサユリがピンクの花を開く。「棚田でのコンサートは全国的に珍しいのでは」と佐野さん。「三条のいいところを全国に発信したい」、「たくさんの人にこの風景を見てもらい、自然の中でのんびりした時間を過ごしてほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせは、佐野さん方(電話:090-7194-3983)へ。
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