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梅雨を前に三条市三条消防団が水防技術を練習 (2009.5.12)
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梅雨の出水期を前に三条市三条消防団は、11日午後7時から三条市消防本部で土のう積みなど水防技術を練習した。
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11日夜、三条市三条消防団が水防技術を練習
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信濃川下流沿いの市町と国、県も参加して行われる信濃川下流水防訓練への参加に向けて行っている訓練。ことしの信濃川下流水防訓練は17日に新潟市で行われ、三条市消防団からは三条消防団20人、栄消防団と下田消防団から15人ずつの合わせて50人の消防団員が参加する。
その参加団員のうち、この日の練習は三条消防団を対象に行い、三条消防団北分団と大島分団の団員など20人と、同じく同訓練に参加する市土木課職員8人も参加した。
投光器が照らす夜の同本部訓練場で、消防職員の指導で訓練した。土のう袋に砂を入れてひもを結ぶ土のう作りから、実際に土のうを積み上げて「月の輪工」、「積み土のう工」の水防工法を実践した。
土のう作りの経験のある団員も多いが、昨年の出水期からも1年たっているのでうろ覚えになっているところもある。訓練を続けるうちに経験者も土のうのひもの結び方や積み方を思い出していた。
砂を積めた土のうを運んだり、ハンマーで杭を打ったりの重労働。ほとんどの団員は日中の仕事を終えてからの参加だが、2時間の練習に真剣な表情で黙々と頭も体も使って取り組んでいた。三条市栄消防団と同下田消防団でも13日に同様の練習を行う。
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