|
「越後三条打刃物」が念願の伝統的工芸品に指定 (2009.5.13)
|
|
|
|
国定勇人三条市長は、12日行った定例記者会見で、「越後三条打刃物」が伝統的工芸品の指定を受けたことや三条市新型インフルエンザ対策行動計画(暫定版)作成などについて話した。
|
定例記者会見を行う国定三条市長
|
伝統的工芸品の指定は、4月28日に経済産業大臣から受けたもので、「越後三条打刃物」の主要製品は、包丁、切出小刀、鉋、蚤(のみ)、鉈、鉞(まさかり)、鎌、木鋏、ヤットコ、和釘の10品目。指定組合は越後三条鍛冶集団=日野浦司会長・25事業所36会員=。
|
伝統的工芸品の指定を受けた「越後三条打刃物」
|
伝統的工芸品の指定へは、伝統的な鍛冶を行う事業所が、平成14年から市や会議所の支援を受けて調査や資料整理に取り組み、19年2月に越後三条鍛冶組合を設立、20年10月に指定の申し出を行った。
全国で211番目の伝統的工芸品の指定品目で、「打刃物」では県内の越後与板をはじめ、長野、兵庫など6産地目。また、三条に限れば「三条仏壇」に続いてふたつ目。
国定市長は「三条の魅力をPRする重要な手段を手に入れることができた」と話し、今年度から指定管理者となった三条鍛冶道場とともに三条鍛冶の発展に期待した。
三条市新型インフルエンザ対策行動計画(暫定版)策定は、県のガイドラインの見直しにあわせて市の行動計画も策定中だが、すでに世界で新型インフルエンザA/H1N1の感染が拡大していることから、それをを待たずに暫定版を策定した。
|
保内三王山古墳からの出土品の復元品
|
4月30日に市で開設した新型インフルエンザコールセンターには、前日11日までに12人から相談があった。内容は、発熱外来を紹介するような内容はなく、予防の紹介などが7件と最も多かった。
市では予防方法の周知や万一のときは直接、医者に行かずに、まずはコールセンターに電話することなどをこれまでも周知しているが、さらに「広報さんじょう」5月16日号にちらしを折り込み、全戸配布する。会見で発表した13項目は次の通り。
- 多様な技術や三条鍛冶道場での活動に高評価「越後三条打刃物」が伝統的工芸品に指定
- 三条のものづくり技術で現代に蘇った古墳時代の宝物
- 「雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金」支給申請書作成説明会を開催
- 初めて下田地区でごみゼロウォーキング
- 感謝の想いの詰まった「炬火名」を募集
- 〜7.13水害復興記念イベント〜2009プロ野球ウエスタンリーグ公式戦開催
- 春は三条市を代表する祭りが目白押し
- 〜保内の里山とオープンガーデン巡りをしてみませんか〜『春の保内公園まつり』開催!
- あの感動を再び!錦織健テノール・リサイタル
- 人生の達人 大募集!!〜団塊世代等社会参加促進モデル事業〜
- 気づきと思いやりを行動に!〜ユニバーサルデザイン推進指針〜
- 三条市新型インフルエンザ対策行動計画(暫定版)を策定
- 「地域経営の達人」に選ばれました!総務省 地域経営塾「地域経営の達人」へ登録
関連リンク
|