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15日の三条まつりは八幡宮で春季例大祭の神事と傘鉾人形コンクールから (2009.5.15)
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14日始まった三条まつりは続く15日、午前10時から八幡宮(藤崎重康宮司)で春季例大祭の神事が行われた。また、境内で傘鉾人形コンクールが行われ、田町かさぼこ会が金賞を受賞した。
午前10時で気温は11.9度(三条市消防本部観測)と肌寒かったが、しだいに晴れ間が広がった。ことしの例大祭は、藤崎宮司の母富美さんが4月28日に亡くなったことから、祭主を藤崎宮司に代えて鬼木神社宮司が務めている。
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藤崎宮司に代わって祭主を務め、本殿に納めた御霊を移す鬼木神社宮司
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拝殿には氏子総代ら20人近くが参列し、笛や太鼓の奏楽が響くなか、本殿から御霊(みたま)を取り出し、このあとの大名行列に加わる2基の神輿(みこし)に納めた。
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傘鉾人形コンクールで金賞になった田町かさぼこ会の「牛歩の如く」
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午前10時半から境内で行われた傘鉾人形コンクールには、自治会や企業などが、ザルやたわしなどの家庭用品を使って世相を風刺した傘鉾11基が並んだ。
ことしは、景気回復を願う作品が目立ち、干支にちなんだ牛、国体、トキ、振り込め詐欺被害防止をモチーフにしたものもあった。
金賞は田町かさぼこ会の「牛歩の如く」。国は先を考えないばらまき財政、商売も売りまくったら次に進めというエコノミストなど伝統や文化無視、価値観無視の世の中を憂い、牛歩のように地に足をつけ、額に汗してゆっくり進むのもいいと投げかける作品。タケのざるやかごを組み合わせて、荷物を背負ったウシをかたどった力作だ。
銀賞の作品
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旧鍛冶町「景気回復お願いモウシあげます」
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旧大町「慶祝飛翔」
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旧八幡町「麻生も“Yes,we can.”頼むぞ!景気と福祉」
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審査では、ほかに銀賞と銅賞各3点、佳作4点を決めた。力作揃いに参拝客からは「祭りが終わっても、どこかでまとめて見られるといいね」との声もあった。各賞と出品者、テーマ、得点は次の通り。カッコ内は得点。
【金賞】
【銀賞】
- 旧鍛冶町「景気回復お願いモウシあげます」(28)
- 旧大町「慶祝飛翔」(24)
- 旧八幡町「麻生も“Yes,we can.”頼むぞ!景気と福祉」(23)
【銅賞】
- 旧四ノ町「新潟国体の成功を祈る 景気も上げろ!!」(22)
- 旧上町「新しい風のエネルギーとリサイクル」(22)
- 三条信用金庫「振込めサギ防止キャンペーン実施中」(21)
【佳作】
- 高儀B「こうっしっしっ ? 2009」(20)
- 高儀A「天地人、三条へ」(19)
- 三条市役所職員互助会「トッキッキと一緒にがんばろう三条!」(18)
- 旧三ヶ町「ペンギンも叫ぶ(地球温暖化)」(18)
関連リンク
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