|
新型インフルの国内感染で三条市が対策本部を設置して警戒宣言 (2009.5.16)
|
|
|
|
新型インフルエンザの国内感染が確認された16日、三条市はさっそく午後2時に国定勇人三条市長を本部長とする新型インフルエンザ対策本部を設置し、警戒宣言を発令した。
|
三条市が16日開いた新型インフルエンザ策本部員連絡会議
|
厚生労働省はこの日午後0時45分、渡航歴のない兵庫県神戸市の男子高校生が、新型インフルエンザに感染したと発表した。
三条市は、先にまとめた三条市新型インフルエンザ行動計画(暫定版)に基づき、対策本部員連絡会議を招集。午後2時に国定市長、佐藤副市長、松永教育長はじめ、部長など8人の対策本部員のほか、行政課と健康づくり課の担当職員4人が市役所に集合した。
|
新型インフルエンザ警戒宣言を発する国定市長
|
すぐに対策本部設置を決め、国定市長が「午後2時に新型インフルエンザ対策本部を設置するとともに、警戒宣言を発令する」と述べ、広報さんじょう5月16日号に折り込んで全戸配布した新型インフルエンザの対応や予防を呼びかけるちらしを市民に読んでもらうことの周知や、県や国、関係機関との連絡調整や情報収集に留意してほしいと述べた。
担当職員から、現状報告が行われ、県が午後3時半から、国が午後2時から対策本部会議を開いていることなども報告した。
また、当面は市のコールセンター(電話:0256-34-5511)でこれまで通りに対応し、対策本部は行政課内に設置することを確認。今後、市内で行われるイベントや祭りの確認を行った。
小中学校の修学旅行の実施に関する質問があったが、すでに大半の修学旅行が終わっており、今後は運動会に向けた準備をしているところなどの現状を話した。
国定市長は神戸市の動きを注視し、それぞれの所管での情報収集を指示。市民には冷静な対応を求め、職員は行動計画の把握とマニュアルの検証を求めた。
本部員や担当職員などは、情報収集や伝達などそれぞれの任務を行ったあと、いつでも連絡がつくようにして退庁することにしている。
関連リンク
|