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下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」が29日までの平日、入館者を対象に「新緑の棚田 ヒメサユリ見学無料バス」運行 (2009.5.19)
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三条市南五百川、下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は、29日までの平日、入館者を対象に「新緑の棚田 ヒメサユリ見学無料バス」を運行し、日本棚田百選に認定された北五百川の棚田を案内している。
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下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」が’入館者を対象に行っている「新緑の棚田 ヒメサユリ見学無料バス」の運行
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同施設の28人乗りのマイクロバスやワゴン車などで運行し、料金は無料。平日の午後1時に同温泉を出発し、車で5分ほどの北五百川の棚田入口まで移動。徒歩で15分余りの棚田頂上まで歩いて登り、棚田を囲むように見える粟ヶ岳や残雪の守門岳、八木ヶ鼻などの景色を楽しんでもらう1時間のコースだ。
スミレやアザミ、ヒメサユリなどの春から夏にかけて花開く植物を間近で見たり、日によって運が良ければ棚田オーナーからの説明も聞くことができる。
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下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」
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温泉の入館者ならだれでも利用できる。参加当日の午前11時から申し込みを受け付け、定員になれば締め切る。平日だけの運行だが、休館日の20日は休む。小雨は実施、雨の降り方では中止することもある。
運行初日だった18日は27人が参加した。春のカタクリ見学に続いて2回目の参加のリピーターもいた一方、無料バス運行を知らないで来館して参加した人もいた。
初めて参加した三条市塚野目に住む66歳の女性は、「同じ市内で身近な場所に、こんなにすてきな場所があってびっくりした」と感激。「ヒメサユリはまだだったけど、スミレやアザミなど小さな花もたくさん楽しめました」と話す人も。ヒメサユリはつばみが膨らんだところで、開花は20日過ぎになりそうだ。
同施設では、来館者に下田地区の自然あふれる魅力を楽しんでもらおうと昨年秋に行った紅葉バス巡りで、初めて無料バスを運行した。今春には棚田とカタクリの見学で運行し、今回で3回目。紅葉バス巡りは14日間で延べ468人が参加し、棚田とカタクリは9日間で200人が参加した。
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18日の参加者で記念撮影
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同施設の話では、日帰り温泉施設で施設外を案内する企画は珍しいという。自然に囲まれた下田地域ならではの企画で、リピーターも増えており、「大勢の人にその魅力を楽しんでもらい、そのあとは温泉に入ってゆっくりと過ごしてもらえれば」と来館を呼びかけている。
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