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梅雨を前に三条市が市内6カ所の危険カ所を巡視 (2009.5.19)
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梅雨を前に大雨などによる災害に備えようと三条市は18日、ことしも市内の危険カ所6カ所を巡視し、5年前の7・13水害で被害を受けた場所などの危険性や災害復旧工事の現場を確認し、目を光らせた。
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18日行われた三条市の危険カ所巡視、荒沢地内の堤防
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毎年、出水期を前に行っており、国定勇人市長はじめ市の災害対策本部員や消防本部、県三条地域振興局、三条署、三条市消防団など計28人が参加。午後1時から三条地区4カ所、下田地区1カ所、栄地区1カ所の河川と山地あわせて6カ所を回り、担当者から災害や工事の状況を聞いた。
下田地区では、荒沢地内の荒沢小学校近くの五十嵐川で、7・13水害では堤防の上に流水があふれた場所をチェックした。河川敷は畑などがあって幅が広く、この日は堤防の上から川の流れは見えなかったが、堤防は土で高さ2メートル近く、幅は1メートル余りの所もあり、ここから水があふれると学校や民家まで水の被害が及ぶといった説明もあった。
この日は抜けるような青空が広がって大雨の状況を想像しにくかったが、参加者は土砂崩れや水害などこれまでの被害状況や工事の状況を聞き、あらゆる災害に備えて最善の対応がとられるようにと気を引き締めていた。この日、巡視した危険カ所は次の通り。
【三条地区】▲布施谷川・上保内~白山(河川)▲篭場団地・篭場(山地)▲信濃川・大島(河川)▲信濃川・上須頃(河川)
【下田地区】▲五十嵐川・荒沢(河川)
【栄地区】▲三条市林道大滝線沿線・北潟(山地)
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