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ことしの三条夏まつりは「7・13水害復興記念」と冠し、不況のなかでも昨年までと変わらない内容で (2009.5.20)
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第5回三条夏まつり協賛会(会長・渡辺勝利三条商工会議所会頭)は19日、第1回全体会議を開き、ことしの夏まつりは7月31日から8月2日までの3日間の日日程で、昨年までとほぼ同じ内容で開き、ことしは7・13水害から5年の節目の年なので名称に「7・13水害復興記念」の冠をつけることなどを決めた。
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19日開かれた第5回三条夏まつり協賛会の第1回全体会議
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ことしは合併から5回目の三条夏まつりで、さらに平成16年の7・13水害から5年。水害による河川改修工事が進み、新たに整備された環境での開催。
全体会議には協賛会会員など約80人が出席し、協賛会組織、開催期日、行事、収支予算(収支とも49,500,000円)などを原案通り決めた。
渡辺会頭はあいさつで、不況から花火大会の取りやめなど夏まつりの予算を縮小するところもあるが、三条は合併から5回目の夏まつりで、7・13水害から5年の区切りの年と位置づけた。
さらに、水害に伴う河川改修工事が順調に進んで終息に向かっており、「7・13水害からの復興として、厳しい世相ですが、あえて、(夏まつりの例年通りの実施を)強行したいと、ご提案させていただきたい」と、理解と協力を求めた。
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第5回三条夏まつり協賛会会長の渡辺三条商工会議所会頭、その左は名誉会長の国定三条市長
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協賛会名誉会長の国定勇人市長は、昨年の夏まつりは新潟県工業高校の甲子園初出場と重なったことをふり返る一方、あのときの町の状況や雰囲気から、今なお続く世界同時不況の燕三条地域の影響を想像もできなかったと話した。
まだ7・13水害から復興途中の市民や企業も多いが、「あのときの感謝の気持ちを全国にお返しする形で、三条が元気になったことを全国の方々にお知らせする大きな意味がある」と述べた。
厳しい経済状況だからこそ今回の夏まつりのは重要で、「ハートウォーミングな、ハッピーなものを、こんなときだからこそ計画しなければならない」、「全国の方々に、水害にも経済にも力強い三条を高らかにPRできるように」と思いを託した。
開催行事は昨年と同様。初日7月31日にオープニング行事、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流し。2日目8月1日に商店街夜店市、三条夏神輿。最終日8月2日に、三条総踊り、大花火大会を行う。
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