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燕市粟生津に開かれた私塾、長善館の遺風を伝ようと燕市教育委員会発刊の『長善館ものがたり』は残りわずか (2009.5.22)
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燕市教育委員会がこのほど発刊した『長善館ものがたり』は、残り100冊足らずとなっており、完売する前に手に入れたい人には早めの購入を呼びかけている。
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燕市教育委員会が発刊した『長善館ものがたり』
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長善館は天保4年(1833)に儒学者、鈴木文台(1797-1870)が燕市粟生津に開いた私塾。明治末年(1912)まで80年に渡って続いた全国に2番目に長い私塾で、明治政府にほめられる優れた私塾で、1,000人を数えた門下生の半数は燕市の人だったという。
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鈴木文台を描いた画
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今も長善館跡には長善館史料館が建つ。その吉田勝館長が2006年度に開いた10回講座の内容を同書にまとめた。B5判、92ページで頒布価格は400円。長善館が輩出した数多くの偉人を後世に伝え、良寛と長善館のかかわりにもふれており、長善館の遺風を知ることができる。
頒布場所は分水良寛史料館、長善館史料館、生涯学習課(文化振興係)、燕市、吉田、分水の各図書館。問い合わせは長善館史料館へ。
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