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6月6、7日と六角巻凧発祥の地で三条凧合戦、7日の午前は合戦に代えて初めて「子ども凧合戦」 (2009.6.1)
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三条凧協会(早川喜志郎会長)と三条市は6、7の2日間、三条・燕総合グラウンドで三条凧(いか)合戦を開く。ことしも20の凧組が六角巻凧の技を競うほか、今回は初めて「子ども凧合戦」も登場する。
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6月6、7日と開かれる三条凧合戦のポスター
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三条凧合戦は、毎年6月の第1土、日曜に開かれる三条の名物行事。合戦で使われる凧は六角巻凧と呼ばれ、くるくると巻いて小さくでき、海外でも「SANJO ROKKAKU」の名で知られ、三条は世界の六角凧の発祥の地として知られる。
初日6日の午前9時半から開会式を行って戦いの火ぶたを切る。合戦は午前10時から午後5時まで、翌7日は午後1時から4時までで、2日間の合計得点を競う。
凧組は、昨年と同じ20組が参加。白と赤各10組に分かれて、違う色の組と空中戦を繰り広げ、上空で鮮やかに糸を切ったり、相手の凧を地上に落としたりして得点する。
これまでは、2日間とも1日通して合戦を行ったが、ことしは2日目の7日午前中の合戦をやめ、代わりに子ども凧合戦を行う。
小凧から合戦で使用される30枚ドと呼ばれる畳2枚半の大きな六角凧を用意。事前に申し込んだ子どもたちに凧の揚げ方や合戦の方法を指導し、模擬合戦を行って三条凧合戦を体験してもらい、凧合戦の伝統を次代につなげる。
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三条凧合戦会場の総合グラウンド
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また、7日は午前11時からアトラクションも行う、市内から、きらきら保育園園児が和太鼓、エアロビクススタジオ「ガレージ1」がHIP HOPダンス、よさこいソーランの「雅」がよさこい三条凧ばやし、一ノ木戸小児童が凧ばやしをそれぞれ披露する。
さらに、小凧プレゼント、2日間とも午前10時から午後4時まで物産や各種凧グッズの販売、飲食コーナー、自由凧揚げ広場を開設する。
合戦前日の5日は午後6時半から前夜祭を行う。新潟ダビットソンクラブの先導で、一ノ木戸商店街から三条市中央公民館までを約350人が畳2枚半の大きさの30枚ドや畳3枚半の大きさの50枚ドの凧約150枚を掲げてパレードする。雨が降ったらパレードは中止し、中央公民館で式典だけ行う。
三条凧合戦は2日間とも雨が降りなら中止。問い合わせは三条市営業戦略室観光係(電話:0256-34-5511)か同会事務局(電話:080-5403-0068)へ。
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