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2日の三条市は最高気温29.6度のことし2番目の暑さ (2009.6.3)

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2日の三条市は、晴れて真夏日に迫る29.6度まで気温が上がり、5月21日の30.4度に次ぐことし2番目の暑さだった。

三条市上須頃の「でんでん虫農園」のハウスで高設栽培のイチゴ

三条市上須頃の「でんでん虫農園」のハウスで高設栽培のイチゴ

三条市消防本部の観測では、最低気温は午前4時16分の11.7度で、最高は午後1時1分の29.6度だった。

夏本番のような日差しだったこの日、ビニールハウスの脇を通ると風通しをよくするためかハウスの入口や側面の戸が開いており、野菜などが青々と育っているのが目についた。

次々と真っ赤に色づく新潟生まれのイチゴ「越後姫」

次々と真っ赤に色づく新潟生まれのイチゴ「越後姫」

三条市須頃地内の農業、熊谷正行さん(51)は、ビニールハウスで水耕の高設栽培のイチゴ「越後姫」や、間もなく出荷のエダマメ「極早生大鞘」を栽培している。

新潟生まれのイチゴ「越後姫」は、2月から6月末ころまで収穫できる。1メートルほどの高さに組んだパイプの上には、わき上がるようにイチゴの緑の葉が茂り、下には真っ赤に熟したイチゴが垂れ下がる。

ハウスの中は大型の換気扇を作動させているので、外と比べてとくに暑いわけでもないが、真夏日に迫ったこの日は、立っているだけでじわっと汗ばむ暑さ。収穫は朝に行っているが、真上から日が差し込むハウス内での作業に、熊谷さんはいつも以上に汗を流していた。

間もなく収穫のエダマメ

間もなく収穫のエダマメ

熊谷さんはことしに入って、「でんでん虫農園」の名でイチゴの直売を始めた。販売場所は、ホームセンタームサシわきの道路を新幹線の高架に向かって進み、高架直前で左折したところにある自宅わきだ。

毎週月、水、金曜の午後2時から5時まで店開き。イチゴの値段は販売時期やサイズで変わるが、最近は1パック250円から400円くらいで販売している。