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20日に「低炭素時代のエコな暮らし方」セミナー、地中熱利用換気システムや環境問題を考える (2009.6.11)
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「地中熱」を利用した省エネ・健康住宅事業を展開する住環境技術開発センターは、20日午後2時から県央地域地場産業振興センターで「低炭素時代のエコな暮らし方」セミナーを開き、地中熱利用換気システム「ジオパワーシステム」開発者を講師にシステム開発秘話や建築分野からの環境問題の提唱などの講演を聴く。
「ジオパワーシステム」は、山口県の(株)ジオパワーシステムが開発した。自然エネルギーの地中熱を利用した換気システムで、なるべく冷暖房機器に頼らない住空間づくりを進める。
県内では、燕市蔵関、(株)ハンズワタベ営業本部内に住環境技術開発センタージオパワー新潟県央支部を設置し、昨年12月にこのシステムの事業展開を開始した。
講演会では、システム開発者でもある橋本東光ジオパワーシステム会長が「地中熱を利用した空調システムの説明」、新潟県地球温暖化防止活動推進センターの谷中隆明センター長が「地球温暖化で新潟はどうなる」をそれぞれテーマに約1時間の講演を行って午後4時に終わる。定員100人、入場無料でだれでも聴講できるが、入場には申し込みが必要。
橋本会長は、捕鯨船の機関士から住宅産業に転身。「モッタイナイ」発想から、従来工法のしがらみにとらわれない新しい家造りを目指し、地中の安定した熱を利用するGEOパワーシステムを開発した。
そのコンセプトが高く評価され、同システムは2005年愛・地球博の日本政府館に採用され、翌06年には「新日本様式」100選に選定、07年にはグッドデザイン賞を受賞している。
新潟県央支部では、地球環境に興味のある主婦や学生、建築関係者など、大勢の来場をと呼びかけている。問い合わせや申し込みは、ジオパワーシステム会新潟県央支部(フリーダイヤル:0120-913-030)へ。
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