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木の幹を貫いてタケが伸びる共生の珍百景が与板に (2009.6.14)
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生物にはさまざまな共生関係が存在するが、「木とタケ」の共生と言われても何のことか、見当もつかない。しかし、それを目の当たりにできる「珍百景」が長岡市にある。
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与板で木の幹を貫いてタケが伸びる共生の珍百景
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この珍百景があるのは、旧与板町の長岡市与板町本与板。昨年9月に「お船の方生誕御館跡」の碑が建立された御館跡のすぐそばにある。
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3年前にこの怪現象を発見した藤井さん
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カシの木らしい。その幹の高さ2メートルあたりのことろあるうろの部分からタケが1本、すっくと上に向かって伸びている。一見すると、うろにタケを刺しただけのように見えるが、タケは青々として根付いているのは間違いない。
この木の向かいの家に50年以上、暮らしている藤井作蔵さん(75)が3年前にこの怪現象を発見、観察している。「タケだから種が飛んできたんじゃない。タケの根っこが木の下に広がって、タケが木の真下から幹の中を通って伸びたんだね」と藤井さん。
カシの木も葉を茂らせており、互いにどういった利害関係があるかはわからないが、木とタケが見事な共生を実現している。
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