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年金支給日で「振り込め詐欺被害防止の日」の15日、三条署と三条市内9金融機関がで振り込め詐欺撲滅の広報活動 (2009.6.17)
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年金支給日にあわせて新潟県警が「振り込め詐欺被害防止の日」としている15日、三条署と三条市内の9金融機関がジャスコ三条店や市内の金融機関で振り込め詐欺撲滅の広報を行い、来店客に被害に遭わないよう注意を呼びかけた。
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ジャスコ三条店で振り込め詐欺撲滅の広報を行う三条署と三条市内の9金融機関
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広報には、警察官16人と三条市の環境課から2人、市内に本支店のある9つの金融機関から9人の計27人が参加した。
午前10時から三条署前で出発式を行ったあと、各金融機関のATM前とジャスコ三条店で広報活動。来店客にちらしを手渡して、「振り込め詐欺の広報です。最近はいろいろな手口が、ありますから注意してください」と具体的な説明も加えて注意を呼びかけた。
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来店客にちらしを手渡す三条署員
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来店客は立ち止まって話を聴いていたが、「うちはお金ないから大丈夫らて」と、やはり人ごとと足早に通りすぎる人もいた。
三条署管内では、ことしに入って5月末までに4件の振り込み詐欺被害が発生し、うち2件は5月中だった。
同署によると、最近は「おれ、おれ」ではなく子どもの実名を名乗って電話をかけてくることが多いと言う。携帯電話をトイレに落としたなどと言い、母親の携帯電話番号を聞きだした後、再び電話をかけてきて、女性とトラブルになった、新型インフルエンザにかかったなどでお金が必要だからと、現金を振り込ませることもあった。
また、金融機関の窓口で職員から「振り込み詐欺では」と疑われながらも結局、振り込んでしまったケースもあり、同署では「まさか自分が」とは思わず、ひとりで判断せずに家族や警察に相談するよう求めている。
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