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三条市・新型インフルコールセンターに22日、開設から1日最多の35人から相談 (2009.6.23)
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三条市では、21日に新型インフルエンザの感染者3人、さらに翌22日にも新たに2人の感染が確認されて感染拡大の心配が高まるなか、22日は同市が設置する新型インフルエンザコールセンターにこれまでで最も多い35人から相談があった。
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三条市役所の出入り口に設置した消毒薬
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午後5時半までの相談人数は35人で、内訳は発熱など何らかの症状があったのは27人で、予防に関する相談が3人、そのほかが7人。午後4時の時点では、聞き取り調査の結果、新型インフルエンザの感染の疑いで保健所へ連絡した人はいなかった。
また、今回は、金融機関や企業からも電話があり、マスクをつけた方がいいか、市役所でとっている対応を教えてほしいという問い合わせもあった。
コールセンターを設置した4月30日から前日6月21日まで53日間の相談人数の累計は353人で、国内感染が報道されたころの5月18日の27人だった。その後、県内や市内で感染が確認された当初は20人に満たなかった。この日の35人はそれに比べると2倍近いが、電話の応対に追われるような混乱はなかった。
三条市は、21日に3人の感染確認を受けて、引き続き市民には冷静な対応と予防を呼びかけるとともに、市内の公共施設にアルコール消毒液を設置、3枚目となる新型インフルエンザの予防を呼びかけるちらしを作成し、広報7月1日号に折り込む準備、職員全員が登庁前に熱を計ることや手洗いなどを行っている。
外出後の手洗いとうがいの徹底などの予防を呼びかけるとともに、発熱やせきなどのインフルエンザの様な症状がみられたら、医療機関に受診する前に相談し、直接、受診しないようにと呼びかけている。コールセンターは土、日曜と祝日を含む毎日、午前8時半から午後5時半までだが、担当の保健師に時間外でも連絡がつくようにしている。
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