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27、28日と初めて燕市文化会館展示ホールを会場にPHOTO風音写真展「季節の中で」 (2009.6.27)
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燕市の写真愛好家6人でつくるグループ「PHOTO風音(かのん)」(捧武会長)では、27、28の2日間、初めて燕市文化会館展示ホールを会場に第12回PHOTO風音写真展「季節の中で」を開き、季節感あふれる会員の作品を展示する。
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27、28の2日間、燕市文化会館展示ホールで開かれる第12回PHOTO風音写真展「季節の中で」の展示作業
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会員は春、夏、秋、冬のそれぞれにちなんだ作品を1点ずつと、そのほかに1点の1人が5点ずつ、合わせて30点を展示。作品は季節ごとに分け、それぞれの季節をテーマにした会員6人の作品1点ずつ並ぶ形だ。
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脚立も使って展示作業に励む会員
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春は年に一度、5月8日だけ流れる長野県・木島平の樽滝や満開のサクラ、レンゲソウの花園。夏は新潟県・関川村の大したもん蛇まつりや青空を舞うハンググライダー、岐阜県・郡上八幡の湯。秋は紅葉、収穫したイネを干すはざかけ、イチョウの落葉に覆われた山道。冬は雪原に浮かぶ熱気球、吹雪にかすんで見えるはざ木、滝に打たれる寒げいこ。
写真展を「季節の中で」と銘打ったとおり、説明を受けるまでもなく作品を順に鑑賞すれば、会員が切り取ったシーンから四季の移ろいを味わうことができる。展示作業を終わった会員は、「いい感じになったねぇ」と趣向やレイアウトに満足していた。
PHOTO風音は毎年、グループ展を開いている。主に燕文化センターを会場にしてきたが、今回はことし4月にリニューアルオープンした燕市文化会館展示ホールを初めて会場に開く。
また、これまでは作品を会員別に分けて展示していたが、昨年で発足10周年の節目を迎えたこともあり、これからの新たな10年に向けた再出発の弾みにしようと、季節ごとに分けて展示する趣向を企画した。
会場には友情出品で市内の洋画愛好家の水彩画4点も展示している。2日間とも午前9時から午後6時まで、入場無料。
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