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ロシア極東地域の青少年芸術団体が燕市と三条市の学校でアンサンブル公演、世界の舞踊を披露 (2009.7.2)
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日ロ友好親善を進めるロシア・ウラジオストク市の国際交流基金が主催する事業「第6回青少年創作国際クルーズフェスティバル『日本海は友好の海』」の一環で来日しているロシア極東地域の青少年芸術団体の一行が1日、燕市と三条市を訪れ、アンサンブル公演を行って民族舞踊などを披露し、両市の児童生徒と交流した。
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燕中等教育学校でバレエを披露するロシア極東地域の青少年芸術団体
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同事業は6年目で、毎年、ウラジオストク−伏木富山間の定期フェリー航路を利用してロシアから来日。ロシア極東シベリア諸都市の子どもたちを中心に参加し、いろいろな踊りを披露するアンサンブル公演などを行っている。
新潟県へ足を延ばしたのは今回が初めて。一行は総勢約100人で、新潟、長岡、三条・燕の3グループに分かれて訪問した。
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青少年芸術団体を歓迎
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三条・燕のグループは、ブラジーミル・サプルイキン団長をはじめ総勢38人。「第6番児童芸術学校」舞踊部門の10歳から15歳の子ども15人と教員2人、保護者7人と、ダンススタジオ「フラメンコ」の成人女性10人などを団員に、午前中に県立燕中等教育学校、午後から三条市立三条小学校と裏館小学校を訪問した。
芸術学校の舞踊部門は、6歳から17歳までのバレエ学校として1969年の設立以来、勉学と児童育成で高いレベルを保ち、卒業生は国内外の劇場で活躍したり、バレエ学校で教べんをとったりしている、いわばエリートだ。
在学生は国際コンクールやフェスティバルも受賞。「フラメンコ」はスペイン舞踊専門で、愛好家グループだがロシア極東での人気は高いという。
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次々と披露された世界のさまざまな舞踊
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燕中等教育学校では、体育館でアンサンブル公演を行い、ロシアの民族舞踊やバレエ、インドの踊りをモチーフにした踊り、スペイン舞踊をそれぞれの民族衣装などを着て披露し、同校生徒407人と燕高等学校の生徒36人らが楽しんだ。
いろいろな踊りを鑑賞した女子生徒は、ブロンドの髪に大きな瞳でバレエを踊る子どもたちの人形のようなかわいさに「小さい子なのに堂々としていてすごい」、同世代の女の子たちの踊りには「身のこなしが違いますね」と感心していた。
アンサンブル公演のあとは、生徒と一緒に給食を食べて交流した。
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