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昨年夏の甲子園出場を果たした県央工高に同窓会が合宿所を建設、開所 (2009.7.4)
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県立新潟県央工業高等学校同窓会(川崎国雄会長)は2日、同校部活動の発展のためにと県央工高敷地内に建設した合宿所の竣工式と同校への引き渡し式・開所式を行った。
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県央工高同窓会が県央工高に建設、寄付した合宿所の竣工式
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合宿所は、木造2階建てで、延べ床面積は207平方メートル。1階に食堂や事務室、トイレ、洗面所、2階には約20人が宿泊できる宿泊室や2つのシャワーボックス、トイレなどを備える。
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ウッディーな合宿所の外観
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内外壁に木材を生かし、室内は明るい。宿泊室の床は衛生面から畳を使わず、柔らかい肌触りのスギのムク材に。火災のないように調理器具など火を使う設備はない。これまで、同校では部活動の合宿は教室に宿泊していた。
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感謝の言葉を述べる小林野球部主将
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総事業費は約4,000万円。同窓会の篤志家が生徒のためにと寄付していた3,000万円と、昨年の野球部の甲子園出場で受けた寄付から積み立てた「2008新潟県央工業部活動支援基金」のうち約1,000万円を充てた。
竣工式には同窓会役員と学校関係者、生徒など40人余りが列席。神事のあと、川崎同窓会長から県央工高の坂井晃校長に合宿所寄贈の目録を手渡した。
あいさつで川崎同窓会長は、合宿所を「大いに活用し、この場が学生の精神鍛錬の場になるよう、立派な生徒を育んでもらいたい」と期待、坂井校長は「生徒も指導者も期待に応えるだけにものはあると思う。さらに成果を挙げていきたい」と礼を述べた。
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床にムク材を使って木の香りに満ちた室内
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続く開所式では、生徒を代表して坂井友秋生徒会長が「さらに学校行事や部活動を活発にし、三条市民の皆さんに元気と勇気を与えていきたい」、部を代表して小林孝則野球部主将が、「最高の環境が整ってうれしい。また絶対、甲子園に行きます」とそれぞれ感謝の言葉を述べた。
さらに、今年度の同校のインターハイ出場の生徒に同窓会やPTA、後援会から激励金を贈った。インターハイ出場者と開催地などは次の通り。
【山岳部=7/31〜8/4、兵庫県氷ノ山・鉢伏山・蘇武岳】▲森田恵太(3年・小池中)▲山崎丈輔(2年・栄中)▲小林成行(2年・今町中)▲大山清史(2年・大崎中)
【レスリング部=8/2〜5、奈良県奈良市】▲吉川蓮(3年・大崎中)▲高橋祐輔(3年・三条第四中)
【ウエイトリフティング部=8/9〜12、奈良県橿原市】▲土田智典(2年・栄中)
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