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県警嘱託警察犬審査会に合格した三条市内のシェパード犬2頭とその指導者に警察犬嘱託書と警察犬指導者嘱託書を交付 (2009.7.7)
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三条署は6日、ことしの新潟県警察嘱託警察犬審査会で初合格したシェパード犬2頭とその指導者2人に、警察犬嘱託書と警察犬指導者嘱託書を交付した。
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東樹さんと「アルヴィナ・オブ・ドリーミー・ファーム号」
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嘱託書の交付を受けたのは、三条市東裏館、東樹メッキ工業所の東樹由季さん(49)と7歳のメス「アルヴィナ・オブ・ドリーミー・ファーム号」で、コールネームは「ジョディ」、そして三条市直江町、会社員安本盛夫さん(42)と7歳のオス「グンター・オブ・S・ウイスタリア号」でコールネーム「バルド」。
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安本さんと「グンター・オブ・S・ウイスタリア号」
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午後2時から三条署で交付式を行い本田照夫副署長から東樹さんと安本さんに県警本部長名の警察犬嘱託書と警察犬指導者嘱託書を手渡した。
警察犬には、警察が管理する直轄犬と民間の訓練所などが管理する嘱託犬の2種類ある。今回は後者の嘱託犬が嘱託書の交付を受けたもので、嘱託犬は警察の要請を受けて指導者とともに出動する。
嘱託の期間は1年。毎年開かれる審査会で合格しなければ警察犬として承認されない。本県の警察犬は6日現在、直轄犬3頭とこの日、嘱託書を交付された2頭を含む嘱託犬29頭の計32頭。
本県では、ことし6月に新潟県警察嘱託警察犬審査会が開かれた。審査会では、犯人の残したにおいを追う足跡追求、たくさんの物品のなかから犯人の残留物品をかぎ分ける臭気選別の2つの審査がある。東樹さんとジョディ、安本さんとバルトは訓練を重ね、いずれも審査会に初挑戦し、足跡追求に合格した。
嘱託書を受け取った東樹さんは「趣味で社会貢献ができてよかった」、安本さんは、勤務先の(有)山口建材=三条市=の同僚らも訓練に協力してくれたことを話し、それぞれ家族や同僚など大勢の理解と協力に感謝していた。
三条署管内で警察犬の嘱託を受けたのは7、8年ぶりで、今後2頭は、主に三条署管内での出動要請を受けて活動することになる。
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