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第5回臨時会で三条市の副市長に吉田前総務部長の選任を提案 (2009.7.10)
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国定勇人三条市長は、10日開かれた議会運営委員会で21日招集の第5回臨時会の提出議案を説明。このなかで、6月29日に佐藤和雄前副市長(70)が任期満了で退任、空席となった副市長に、三条市の前総務部長、吉田實さん(61)=三条市新保=の選任で同意を求める提案を説明した。
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10日開かれた三条市の議会運営会で、第5回臨時会に吉田前総務部長の副市長選任を求める議案の提出を説明する国定市長
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吉田前総務部長は、昭和23年4月生まれ。中央大学経済学部卒業で、昭和47年4月に旧三条市に総務課主事として勤務。議会事務局、総務部、建設部を経て、市長公室主幹だった平成14年1月に県央東部合併研究会設立準備会の事務局長、同年4月に県央東部合併研究会の事務局長に就いた。
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3月31日の退職者辞令交付式であいさつする吉田前総務部長
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翌15年4月に部長級の市長公室参事となり、16年1月から現在の三条市となった新しい合併協議会、三条・栄・下田合併協議会の事務局長に。17年4月に総務部長兼市長公室参事。17年5月1日新三条市の誕生とともに総務部長を務め、ことし21年3月31日に定年退職した。
議会運営委員会後、国定市長は副市長の選任について取材に答えた。国定市長は、三条市に職員として勤務した平成15年から吉田前総務部長の世話になり、以来ずっと一緒に働くなかで、仕事の枠組みを超えて相談でき、親近感をもって一緒に仕事ができる人と思ったと話した。
合併協議会の事務局長や議会の運営など、難しい局面を経て新しい三条市になったときに支えてくれた人で、安心してともに仕事のできると言う。
また、もともとサプライズ的な人事の考えはなく、問題が起きたときなどは過去の経緯を知っていなければならない場面もあり、迷わず吉田前総務部長に頼みたいと考えたとも。吉田前総務部長には、佐藤前副市長退任直後に話をして、7月7日に返事を受けた。
臨時会では、ほかに7月25日任期満了に伴う2人の教育委員の任命についての議案も上程。任命される教育委員は2人とも再任で、現在の教育長の松永悦男教育委員会委員と長沼礼子現三条市教育委員会委員。
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