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通行止めから2年3カ月、7・13水害からちょうど5年の13日に常盤橋の新橋が供用開始、開通式を行って完成を祝う (2009.7.10)
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五十嵐川災害復旧助成事業で2007年4月から全面通行止めにして橋の架け替え工事が行われた三条市にある県道長岡見附三条線の常盤橋が完成。7・13水害からちょうど5年となる13日の午前10時から開通式、午後2時から供用開始で、2年3カ月ぶりに通行可能になる。
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13日供用開始する常盤橋、嵐南側からの撮影で銘板は国定市長の揮毫(きごう)
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旧常磐橋は、嵐南側から嵐北側に向かう一方通行だったが、新しい常盤橋は片側1車線の両方向通行になる。延長107.4メートル、幅員は車道8メートルに両側3.5メートルの歩道を含め15.8メートル。旧橋より延長は約7メートル長く、幅員はこれまで歩道がなかったこともあり、2倍以上も広くなった。
橋のデザインは、旧橋にあった御影石風の親柱やガス灯風の飾りなどレトロでモダンなイメージを引き継ぎ、「石」をテーマにした。親柱にガス灯はないが、形状を旧橋のイメージに似せた。下流側の歩道には2カ所にバルコニーを設けた。街灯にはガス灯のイメージが残る。
嵐南側、北四日町地内の親柱の銘板にある「常盤橋」の文字は、一新橋と同じく国定勇人市長が揮ごうした。
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嵐南側から見る常盤橋
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事業費は取付道路工や仮橋工を含めて約32億円。取付道路工などに伴う家屋移転の費用なども含むため、旧橋を再利用した御蔵橋の8億円、一新橋の15億円に比べて事業費は大きく上回った。
13日は、同橋の上で、午前9時から安全祈願祭、10時から開通式を行い、午後2時に一般供用開始。開通式では、テープカット、くす玉開披、嵐南保育所園児を先頭にした渡り初めを行う。続いて、五十嵐川を愛する会によるアトラクションが行われ、歌やフラダンス、凧パレードが披露される。雨など当日の天候によっては変更がある。
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