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グアム旅行の三条市の20歳代女性とフィリピン旅行の燕市の40歳代男性が新型インフルエンザに感染 (2009.7.17)
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16日夜、三条市と燕市で新たな新型インフルエンザの患者が1人ずつ確認された。これで県内の患者は27人、三条市で8人、燕市で2人となった。
県新型インフルエンザ対策本部の発表では、三条市の患者は20歳代の介護職の女性。7月11日から13日にグアム旅行に行き、14日に成田着。公共交通機関を利用して帰宅。熱やせき、のどの痛みがあり、三条市の新型インフルエンザコールセンターに電話相談し、保健所が経過観察してる。
15日夜に37.9度の発熱とせきの症状があり、翌16日午前、三条市内の外来協力医療機関を受診して簡易検査でインフルエンザA陽性となり、タミフルの処方を受けた。保健環境科学研究所の検査で午後7時に新型インフルエンザと確認された。濃厚接触者はグアム旅行同行者2人。
一方、燕市の患者は、40歳代の男性会社員。7月10日から13日までフィリピン旅行をし、13日成田着で、公共交通機関を利用して帰宅した。14日は症状はなく、午前中に人間ドックを受診、午後は実家で過ごした。15日は出勤し、実家へ帰宅後してから37.8度の発熱、せき、頭痛、鼻水の症状が出た。
16日朝、燕市のコールセンターに電話相談してから三条市内の外来協力医療機関で簡易検査し、インフルエンザA陽性とわかり、タミフルの処方を受けた。この日、保健環境科学研究所の検査で午後7時に新型インフルエンザと確認された。濃厚接触者は実家の両親で、そのほかは調査している。
三条市、燕市とも、今の時点では学校や福祉施設などの休業措置やイベントの自粛については考えていないとしてういる。今後、感染の拡大の状況をみて必要場合にはあらためて対応するとしており、市民には「今までどおりの冷静な行動を」と求めている。
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