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飛燕まつり開幕、雨でパレードを中止するも燕1000人みこしやよさこいソーランは近年では最大規模 (2009.7.19)

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18、19の2日間の第38回飛燕夏まつりは初日18日、雨のためオープニングの交通安全・音楽パレードを中止して始まったが、ことしで20年目の燕1000人みこしやよさこいソーランが雨を吹き飛ばすように、まつりを盛り上げた。

18日の飛燕夏まつり、アルビレックスチアリーダーズのパフォーマンス

18日の飛燕夏まつり、アルビレックスチアリーダーズのパフォーマンス

2009 県央の夏まつりのフォトアルバム

パレードの中止は、雨と中越地震の影響で中止した一昨年以来、2年ぶり。しかし、雨の影響を受けないアーケードで、昼前からアルビレックスチアリーダーズのパフォーマンスと県警音楽隊ふれあいコンサートを行ってまつりの幕が開いた。

県警音楽隊とカラーガード

県警音楽隊とカラーガード

雨が一息ついた午後からは、JR燕駅前で市内9団体の約350人がよさこいソーランのオープニング踊りを披露。午後4時に戸隠神社前からつばめ1000人みこしが出発。一本締めに続いて金、銀、鎚起と飛燕みこし、子どもみこし2基の計7基が「そいや、そいや」の威勢のいいかけ声とともに進んだ。

みこしの担ぎ手は近年で最多の約600人。さらによさこいソーランの踊り手約350人の合わせて約1000人に見物客が加わって、アーケードは立っているだけでも汗が流れる文字通りの熱気が充満した。

アーケードを出ると再び雨が降り始めたが、夏の雨に冷たさはなく、逆に火照る体を静めるにはうってつけ。みこしと担ぎ手はびしょ濡れになっても気勢が衰えることはなかった。

出発を待つみこし

出発を待つみこし

平成2年につばめ1000人みこしが始まって、ことしでちょうど20年目。当初はレンタルみこしで始まり、翌年に鎚起みこしを、さらにその翌年には銀みこしを製作。それから7年をかけて金みこしを製作した。

金具や欄干は燕の企業や職人の技術で製作した。当初からの役員は、「よく20年も続いたな。それもこのみこしを作ることができたから」と担ぎ手の肩の上で踊る金、銀、鎚起のみこしを見上げていた。

2日目の19日は、午前7時のふれあい野菜市でスタート。10時からのつばめいち、大なべ、バーベキュー、燕舞ストリートダンスフェスティバル、トキめき新潟国体燕市炬火採火式などを行い、午後7時からの燕ばやし大会で終わる。