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8月6日に経産省商務情報政策局の情報経済課長を講師に燕商議所主催経済講演会「世界を救うモノづくり」 (2009.7.29)

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燕商工会議所工業部会(中野信男会長)は、8月6日午後4時から燕商工会議所で経済産業省商務情報政策局情報経済課の前田泰宏課長を講師に経済講演会「世界を救うモノづくり」を開く。

前田課長は、1964年兵庫県生まれ。88年東京大学卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。96年海外留学から帰国後、電力自由化、IT革命、電子政府プロジェクトなどを担当し、2005年ものづくり政策審議室室長などを歴任。08年に現在の商務情報政策局情報経済課長に就任。日本全国に伝わる技術や技能をいかした新しい視点での「ものづくり」を提唱する。

金型、鋳造、鍛造、めっきなどのサポーティングインダストリーが、ものづくり基盤技術の強みであり最先端産業を支える競争力の源泉となっているとの考えで、「中小企業の技術力が、わが国のモノづくりの競争力の源泉」と主張し、ものづくりに根差した政策をつくりだしている。

また、磨き屋シンジケートが磨いた自動車を展示した「モノづくり展」の企画や「ステンレスエコカップ」を「コフェスタ2008」のノベルティーとして採用し、全国的に知られるきっかけづくりにつながるなど、「感性価値イニシアチブ」という取り組みで燕の製品をいくつも採用し、PRしてくれているなど燕との関係も少なくない。

講演会は、質疑応答なども含めて2時間ほどで終わる。定員は80人で、入場は無料だが、申し込みが必要。会員以外でも聴講できる。申込みや問い合わせは、燕商工会議所産業振興課(電話:0256-63-4116)へ。