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30日まで三条市歴史民俗産業資料館で企画展「夏休み子ども向け特別展」 (2009.8.18)
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夏休みにあわせて三条市歴史民俗産業資料館(太向義明館長)は、30日まで同資料館で企画展「夏休み子ども向け特別展」を開いており、大河ドラマ「天地人」で注目を集める上杉氏の家老、直江兼続にちなんだクイズや自由研究に役立つ調べ方のこつの解説など、同資料館では初めての子ども向けの展示を行っている。
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30日まで三条市歴史民俗産業資料館で開かれている企画展「夏休み子ども向け特別展」
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主な展示は、「直江兼続をもっと知ろう!」と「資料館・図書館を自由研究に役立てよう!」の2つ。
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クイズに全問正解でもらえる戦国博士認定証
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「直江兼続をもっと知ろう!」では、ふりがな付きの年表やパネルで戦国時代の城やかぶとに関する豆知識を紹介するとともに、「かねつぐクイズ」を出題。直江兼続はだれの家来か、墓はどこにあるか、戦国時代はどんな城の形かなどの問題を解き、全問正解すると「戦国博士認定証」がもらえる。
「資料館・図書館を自由研究に役立てよう!」では、自由研究の調べ方やまとめ方のこつを解説。全国の子どもたちによる「調べる学習賞コンクール」の入賞作品も展示している。夏休みも終盤を迎え、自由研究や宿題に困っている子どもたちに、資料館と図書館を使って解決するヒントを用意している。
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三条市初の国登録有形文化財に指定された同資料館の建物
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戦国時代や直江兼続が好きな三条市東三条、今井智君(10)は、妹の友梨ちゃん(7つ)とお母さんと来館。かねつぐクイズに挑戦して「天地人を見ていてわかった問題以外は難しかったけど、楽しかった」と話し、認定証をゲットして大満足だった。
太向館長は、ふだんは同資料館で子どもや家族連れを見ることは少なく、この企画展が子どもたちが資料館に足を運ぶきっかけになればと期待。また、三条市で初めて国登録有形文化財に指定された同資料館の建物も見学してもらえればと来場を呼びかけている。午前9時から午後5時まで開館、月曜は休館。入館無料。
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