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燕三条JCの第2回寺子屋つばさ100km徒歩の旅で小学生37人が4泊5日で100kmを歩く (2009.8.19)
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(社)燕三条青年会議所(長谷川直哉理事長)は、19日から23日までの4泊5日で三条市、燕市、弥彦村までを横断して100kmを歩く「第2回寺子屋つばさ100km徒歩の旅」を行っており、地元の小学生37人が100km完歩を目指して19日朝スタートした。
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4泊5日で100kmを歩く19日出発した第2回寺子屋つばさ100km徒歩の旅
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体験学習型の「いきる力」の醸成を目的に全国で行われている事業で、100kmを歩くという日常にはない体験を乗り越えて自信と達成感をもち、さまざまな困難に立ち向かえる人になってほしいとの願いを込めている。同青年会議所では昨年に続いて2回目の実施。
今回は、三条市と燕市、弥彦村の4年生以上の小学生、男22、女15の計37人がエントリーし、うち3分の1を超える13人は昨年に続いての挑戦。同青年会議所会員が安全面などサポートし、4泊5日で大学や専門学校生の学生スタッフ15人とともに100kmを歩く。
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ひしゃくで頭に水をかけてもらう子どもたち
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初日19日は三条市下田地区の「いい湯らてい」をスタートして三条市グリーンスポーツセンターまで20.3kmを歩く。続いて翌20日は三条市しらさぎ荘まで21.8km、21日は燕市体育センターまで23.8km、22日は燕市国上勤労者体育センターまで22.7km、最終日23日は弥彦村の大鳥居までの15.5kmを歩く計104.1kmのコースで、昨年は参加した小学生32人のうち29人がゴールしている。
子どもたちは自分で「寺子屋つばさ 100km徒歩の旅」とマジックで書いた三度笠をかぶり、保護者や青年会議所会員の声援を受けて午前8時半前に「いい湯らてい」を出発。青いのぼり旗を掲げ、列をつくって歩いた。
スタートから約3kmを歩いた最初の休憩所の荒沢小学校に、約30分で到着。午前9時で気温は26.6度(三条市消防本部調べ)と今の時期としては低く曇りがちだったが、暑いことに変わりはない。アスファルトからの照り返しもあって子どもたちは顔を赤く火照らせて汗を光らせ、熱中症にならないよう頭から水をかけてもらい、水分補給も怠らなかった。
初めて参加した三条市立西鱈田小学校5年生の長谷川志乃さんは「ちょっとだけ大変だと思うけど、ぜったい完歩したい」と汗をタオルでふき、始まったばかりの先の長い挑戦にも「汗はかいたけど、平気!」と元気いっぱいだった。100kmを完歩してのゴールインは23日午後2時過ぎの予定だ。
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