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燕市・福勝寺の1泊2日の子ども研修会に47人が参加して本堂で寝泊まり (2009.8.20)
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燕市大曲、浄土真宗本願寺派福勝寺(黒田玲映住職)は19、20の2日間、同寺本堂で1泊2日の子ども研修会を開き、47人の子どもたちが寝泊まりして寺での生活を体験した。
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福勝寺の1泊2日の子ども研修会に子ども47人が参加
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子どもたちから寺に親しんでもらおうと毎年、小学生を対象に開いている研修会。ことしは燕市を中心に4歳から小学6年生までの47人が参加した。
京都にある本願寺派の京都女子大学のサークル「宗教教育部」の学生3人と龍谷大学の2人の学生も手伝いで参加した。京都女子大のサークルは毎年、夏休みに各地の寺を巡回。福勝寺を訪れた3人は前日にも三条市内の寺で同じような行事を手伝っており、17日から25日まで県内9カ寺を巡回するという。
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夕食は大鍋で作ったカレーライス
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子どもたちは19日午後5時に同寺に集合。夕食のあと、学生たちによるゲームや人形劇を楽しみ、約60畳の本堂に1人1組の布団を敷いて就寝。翌20日は、午前6時に起床し全員で布団をあげて、地域のラジオ体操に参加。寺に戻って参拝、朝食、持参した夏休みの宿題をしたあと、ゲームなどを楽しんで、最後はお参りして10時半ころに解散した。
初日19日の夕食のメニューは、4升の米を炊いたご飯と大きな鍋で作った50人以上分のカレーのカレーライスと野菜サラダ。大勢で食べる夕食はにぎやかで、「おいしい!」と2回、3回とおかわりする子もいた。
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暗くした本堂で人形劇
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夜の人形劇は、本堂の電気を暗くして上演した。高い天井にぽつんと電灯がともる薄明かりの本堂は、非日常の異空間。子どもたちは人形劇の世界に引き込まれていた。
ユーモラスな場面では体をゆすりって大声で笑い、戸を開け放った本堂からは夜遅くまで楽しそうな子どもたちの声が響いていた。
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