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3選の菊田真紀子氏は決意新たに「政権与党のど真ん中で、ばりばり働かせてほしい」 (2009.8.31)
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30日の総選挙で民主党が圧勝し、政権交代が確実となった。県内では6小選挙区すべてで民主党が議席を獲得。三条市に事務所を置く新潟4区で出馬した菊田真紀子氏(39)=民主・前=は3度目の当選を果たし、「政権与党のど真ん中で、ばりばり働かせてほしい」と決意を新たにした。
三条市東裏館1の選対事務所では、設置したテレビの開票速報番組が始まってすぐ、真っ先に菊田氏の当選確実が伝えられると、集まっていた支援者らから大きな拍手が起こった。
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ヒマワリの花の冠をかぶせてもらって喜んだり照れたり
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間もなく事務所を訪れた菊田氏は、支持者から握手を求められて熱烈な歓迎を受けた。支持者とともに万歳三唱やだるまの目入れを行った。
あいさつに立った菊田氏は、「今までで最も厳しい選挙だった」と話し、多くの支援に感謝した。民主党の大勝により政権与党となり、「いよいよこれからが、いばらの道、本当のスタート」と厳しい表情でかみしめるように話した。
「選挙戦で訴えてきたことやマニフェストに掲げたことをひとつひとつ実現させていかなければならないと決意している」、「政権与党のど真ん中で、これからばりばり働かせてほしい」と決意を示し、これからも指導と協力をと求めた。
三条市長や見附市長、連合新潟県央地協、後援会代表などのお祝いのあいさつなどや報道のインタビューなどに続き、選対委員長代理の竹山県議の発声で全員で缶コーヒーで乾杯をし、3度目の当選、政権交代実現を祝った。
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厳しい表情でテレビの生中継を待つ菊田氏
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菊田氏の事務所では最初の万歳のあと司会者が、投票が締め切られた直後の当確で、まだ1票も開票されていないなかでの万歳は始めてと話した。支援者らも午後8時過ぎころから続々と事務所を訪れ、最後の乾杯のころには200人余りの支援者の喜びと熱気に包まれた。
前回は郵政選挙で民主党に強烈な逆風が吹くなかでの選挙戦だったが、今回は逆に追い風。客観的には衆院解散の時点ですでに結果がわかっているような選挙戦だったが、それまでの地道な活動が菊田氏の圧勝に結びついた。
菊田氏は今度で3期目となり、ことしで代議士7年目。党内でも若手から中堅へ向かい、存在感を高めるなかで与党の一員となるだけに、有権者が寄せる期待は大きい。
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