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一寸(ちょっと)待ってと三条の市民グループが三条鍛冶の和釘を納めた一寸和釘御守を製作 (2009.9.20)

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三条の活性化を目指す市民グループ「三条発掘ネット」(刈谷栄二代表)は、振り込め詐欺防止や交通安全に「一寸(ちょっと)待って!」とかけて長さ1寸(3.3センチ)の和釘を納めたお守り「一寸和釘御守」を製作した。

三条発掘ネットが製作した振り込み詐欺防止と交通安全の「一寸和釘御守」

三条発掘ネットが製作した振り込み詐欺防止と交通安全の「一寸和釘御守」

三条伝統の鍛冶の技で1本1本手づくりした和釘。三条の和釘は伊勢神宮式年遷宮に使われており、そのミニチュア版ともいえる。釘の頭の形で巻頭と階折れという2種類、それぞれ長さ3.3センチ、太さ2.5ミリの和釘1本ずつをセットにした。

ビニールのパッケージに台紙とともに納めた。台紙には「振り込め詐欺防止」と「交通安全」などとあり、裏側でも越後三条鍛冶や金物の町についての説明がある。

販売価格は500円で、初回分400個を三条市荒町、(有)内山吾三郎工場(内山峰男社長)で製作。11日に八幡宮で、刈屋代表、内山社長、パッケージを担当する三条印刷(株)の野島三条営業部課長の3人が参列して神事を行った。

20日に三条鍛冶道場で開催される「三条鍛冶まつり」で販売したほか、菓子「和釘の里」も販売する三条市本町4、和菓子店「つるがや」でも販売している。

「一寸御守」を企画した刈屋代表は、振り込め詐欺被害の防止を手助けできないか、目にするたびに防止につながるようなお守りはないかと考えた。「ちょっと待て!」のの呼びかけから「一寸(ちょっと)」にこだわり、和釘にたどり着いた。

野島三条印刷三条営業部課長、内山峰男社長、刈谷栄二代表

左から野島三条印刷三条営業部課長、内山峰男社長、刈谷栄二代表

さらに「だまされる心にくぎを打つ」という意味も込め、地場産業の活性化にもつながればと三条鍛冶の技術で製作したと言う。収益の一部は三条鍛冶道場の運営費に寄付する。また、町の活性化が目的で始めたので、販売の希望があれば声をかけてほしいと求めている。