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三条市丸井今井邸で「本庄基晃・眠月墨彩展」 (2009.9.23)
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21日から23日まで三条市丸井今井邸で、「本庄基晃・眠月墨彩展」が開かれ、長野市在住の画家本庄基晃さん(71)と弟子で二代目「荘眠月」の鎌原知子さん(50)の野仏などを描いた作品を展示即売した。
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丸井今井邸で本庄基晃・眠月墨彩展を開いた左が本庄さん、右が二代目民月の鎌原さん
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三頭身の愛らしい表情をしたユニークな仏を中心に、かっぱや富士山などの色紙や軸、額入りの作品60点余りを展示した。
本庄さんは、昭和13年北海道岩内町生まれ。子どものころ長野県松本市に転居。東京芸術大学にで油彩画を学んだが、原因不明の失明に見舞われ、長野に戻った。数年後に奇跡的に片目だけが回復、再び絵筆をとった。日本や欧州各地で個展を開催。平成8年、50歳のときに画集を出版。三条市での作品展は、旧栄町などで開催しており今回12回目。
鎌原(かんばら)さんは、昭和33年長野県千曲市生まれ。平成16年に本庄さんに出会い、墨彩画の指導を受け、現在は本庄さんの墨彩画を二代目「荘 眠月(そうみんげつ)」として継承している。
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丸井今井邸で開かれた本庄基晃・眠月墨彩展
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また、本庄さんは昨年10月の三条市での作品展のあと、11月に胃かいようのため大量吐血し入院。回復して再び、三条で作品展を開く本庄さんは「天国の風紀が悪くなるからと、追い返された」と笑い、また三条に来られたことに感謝している。今回は、二代目「眠月」を知ってもらいたいと多くは鎌原さんの作品を展示したと言う。
作品展2日目の22日は、夫婦や女性などが次々と訪れて作品を鑑賞していた。昨年、入院していたという本庄さんに「また、来年も三条に元気で来てくださいね」と声をかけていた。「本庄基晃・眠月墨彩展」は午前10時から午後5時まで。入場無料。
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