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シルバーウイークの越後三条鍛冶まつりは秋晴れで人出は1万人超す (2009.9.23)
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三条市の産業イベント「越後三条鍛冶まつり'09」が20日、三条鍛冶道場とその周辺で開かれ、夫婦連れなど昨年より1,000人多い約10,500人(主催者発表)の人出でにぎわった。
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20日開かれた「越後三条鍛冶まつり'09」のスプリングハンマー体験
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三条鍛冶道場をメーン会場に、隣接の三条小学校に沿う道路を歩行者天国にして三条産の刃物や金物などの工業製品、農産物などの販売や紹介、体験、飲食の販売など25店が出店。大型連休「シルバーウイーク」の2日目で出足の集客は今ひとつだったが、秋晴れに恵まれてぐんぐん来場者が増えた。
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巨大切出づくり
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ひめさゆりスタンプラリー抽選
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ことし導入した三条鍛冶キャラバンカー
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富山県高岡市の鋳物の体験
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兵庫県三木市の竹細工コーナー
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三条鍛冶の伝統的技術を披露しようと、三条鍛冶集団が中心となって長さ1メートルを超す巨大「共柄切出」(ともえきりだし)づくりを実演した。長さ20センチの普通サイズの共柄切出を作る素材の約70倍、重さ13キロにもなる鉄材を火床(ほど)で真っ赤に熱し、大きな金づちで打つ豪快な作業を実演した。
「スプリングハンマー体験」では、熱した鉄をたたく機械、スプリングハンマーの操作に子どもたちも挑戦。チャレンジした三条市西本成寺、関根大輝君(8つ)は、職人の手伝いで赤く熱した鉄の棒をスプリングハンマーに差し入れた。金属と金属がぶつかるかんかんと大きな音が響き、その衝撃を自分の手で受けて固いはずの鉄の柔らかさも感じ、「おもしろかった」と話していた。
ほかにも県の「県央マイスター」に認定された職人によるベーゴマ磨きとベーゴマ対戦競技、刃物の研ぎ直し、小たたら操業、遺跡体験イベント、昨年に続いて参加の兵庫県三木市の竹細工コーナー、初参加の富山県高岡市の鋳物体験などの体験型のイベントは人気で、子どももおとなも一緒になって楽しんでいた。
ステージイベントは、三条神楽「宝剣作の舞」で幕を開け、わくわくひめさゆりスタンプラリーの抽選会や三條太鼓三条相承会の和太鼓演奏が行われた。抽選会では7,452枚の応募はがきを国定勇人三条市長や馬場信彦三条商工会議所副会頭が抽選し、三条産品をプレゼントする当選者302人を決めた。
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