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昨年に続いて燕発祥の背脂ラーメン「燕ラーメン*三十六箇所お遍路マップ」発行 (2009.9.28)
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「燕三条系ラーメン」として全国区に育った燕発祥の背脂ラーメンをPRしようと、燕市燕地区観光協会と燕商工会議所は昨年に続いて「燕ラーメン*三十六箇所お遍路マップ」の第2弾を作成、10月から無料配布する。
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燕の背脂ラーメンのラーメン店をPRする「燕ラーメン*三十六箇所お遍路マップ」の第2弾
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A3判二つ折りのカラー印刷。市内36のラーメン店の所在地を地図で示し、「自慢の一杯」や営業内容を写真入りで掲載する。掲載店の数は昨年と同じだが、新規掲載店も多い。
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「燕ラーメン*お遍路マップ」のサイト
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加えて今回は携帯サイトも開設して掲載店の情報を収録するとともに、一部のサービス店では携帯サイトのクーポン画面を表示するとトッピングサービスや割引きなどの特典が受けられる。
昨年初めて作成したマップ1万部余りは、マスコミでも取り上げられ、配布開始から2カ月で在庫切れ。今でも入手の問い合わせがある。
マップを手に掲載店を訪れる人もいれば、ラーメンを食べるためだけに県外から新幹線を利用して来る人もいる。今回は、とにかく大勢の人にマップを手にしてもらおうと、8万部に増刷する。
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携帯版サイト
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同会議所によると、「燕背脂ラーメン」の特徴は、濃厚な煮干しだしに背脂でうまみを加えたスープに極太の麺。洋食器産業の全盛時代に燕が生んだオリジナルラーメンで、当時は夕食用に1店で200杯から300杯もの注文が入った。
出前でもスープが冷めず、麺が伸びない。さらに、腹持ちがいいものをとの工場で働く人たちの声を聞いて、改良を重ねて生まれたという。燕の経済、社会、文化が生んだラーメンであり、燕の歴史でもある。
「当時、プレス機械につかまりながら、ラーメンをすすった職人さんたちを想像しながら食べてほしいですね」と担当者。ラーメンマップは、掲載店をはじめ市内の観光施設に設置するほか、燕商工会議所でも配付する。
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