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「とれたて三条クラブ」が10月4日を「のぼり旗の日」として三条市大島地区の30の参加農家がいっせいにとれたて農作物を販売 (2009.9.30)
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三条市の農業生産者が、のぼり旗を合図に自宅や畑で農産物の直売を行う「とれたて三条クラブ」。9月から活動を行っており、その旗揚げを告げるように10月4日を「のぼり旗の日」とし、活動に参加する大島地区30の農家がいっせいにのぼり旗を立て、とれたての果物や新米を直売し、活動の輪を広げる。
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「とれたて三条クラブ」が農産物を販売するときだけ掲げるのぼり旗
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生産者には農作物をのできが良かった日は、すぐに販売してみたいという思いがある。一方、消費者には農家からじかに取れたて野菜を買いたいと思いながら知り合いの農家がないのであきらめている人がいる。その両者をマッチングさせるのがねらいだ。
定期的な販売ではないので、販売する日だけ生産者が自分の判断で合図ののぼり旗を立て、自分で栽培、収穫した農作物を販売する。のぼり旗は、縦180センチ、横60センチの赤地で、頭にタオルを男性の顔と「安心・新鮮!」、「とれたて三条」、「野菜・米・果物 直売します」の字句を入れた親しみやすいデザインだ。
同クラブは、国定勇人三条市長が市長に就任してから続けている若手農業経営者との意見交換会をきっかけに発足し、三条市の協力で活動を始めた。その活動をPRしようと、10月4日を「のぼり旗の日」と決め、この日は参加農家すべてがのぼり旗を立てて直売を行う。
新潟国体の開催中でもあり、国体で訪れている県内外の関係者や観客にも、三条の農産物を土産にとアピールする。のぼり旗を見つけたら気軽に声をかけてほしいと呼びかけている。
また、参加者を募集しており、のぼり旗は1本1,300円で生産者に販売している。同クラブや三条市は、将来的には市内の多くの農家がのぼり旗を掲げて地元の農産物をPRし、三条の魅力のひとつになっていけばと期待している。問い合わせは同クラブの小林代表(電話:0256-32-3138)へ。
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