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燕署が燕中央自動車学校でシルバードライビングスクールを開き、高齢者の自動車運転の安全性をチェック (2009.10.4)
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10月1日から11月30日までの高齢者交通事故防止運動などの一環で燕署は9月30日、燕中央自動車学校で「シルバードライビングスクール」を開き、燕市老人クラブ連合会会員27人が参加してそれぞれの車の運転を自動車学校の指導員からチェックしてもらった。
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燕中央自動車学校で開かれた燕署のシルバードライビングスクール
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高齢者の事故防止を図ろうと毎年、同自動車学校の協力で行っており、今回は秋の交通安全運動最終日の9月30日であり、翌10月1日に始まった高齢者交通事故防止運動の両方の取り組みの一環として行った。
自動車の運転免許証を持つ燕市老人クラブ連合会の会員27人が参加して自動車学校のコースで運転し、指導員10人と燕署員が安全確認や一時停止をチェックした。
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指導員によるデモンストレーション
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一時停止の交差点では、停止線を超えて止まる車が目立った。また、駐車車両の右を通過したり、交差点をしたりするときに、速度落とさない人も。指導員が「本当の試験だと落ちるんですよ」と指摘すると、参加者は「気いつけんばね。忘れてんだいね」と反省。74歳の男性は「人のを見て、一時停止や右折のときなど、なるほどなと思った」と帰り道はさっそく気を付けると話していた。
燕署の交通課長によると、高齢者の交通死亡事故は全国的に増えており、県内では8月末までの交通事故による死者68人のうち、6割の39人が65歳以上。歩行者や自転車乗りの死者27人のうち、21人が運転免許のない高齢者がだった。
また、高齢者の加害事故の発生件数は横ばいだが、全事故に占める割合は増加。一時停止交差点での確実な停止と安全確認、十分な車間距離の確保が必要で、信号の見落としも多く、「うっかり」や身体機能の低下からまぶたが下がって視界が狭まり、交差点では意識して顔を向けて安全を確認してほしい求めていた。
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