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秋晴れの第29回燕製品青空即売会は昨年を上回る5.2万人の人出 (2009.10.5)
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燕市、燕商工会議所、協同組合つばめ物流センターは4日、燕市物流センターで第29回燕製品青空即売会を開き、好天にも恵まれて昨年を3,000人上回る52,000人(主催者発表)の買い物客でにぎわった。
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5.2万人の人出でにぎわった第29回燕製品青空即売会
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燕製品のPRをと燕市の物流センター内を歩行者天国にして毎年10月の第1日曜に開いており、ことしは33社・団体が出店。秋晴れに恵まれたのに加え、市内で行われていたトキめき新潟国体関連への来場や高速道路1,000円の割り引きの影響もプラスに働いてか、昨年を上回る人出だった。
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お楽しみ抽選会にも行列
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午前9時のオープン2時間前から訪れていた人もおり、オープンと同時に夫婦や家族連れなどの買い物客で会場の通りはあふれ、人にぶつからないで歩くのが大変なほどのにぎわいだった。
どのテントの前も人で埋まり、包丁3本で1,000円、高級スプーン2本で100円、鍋やフライパンやざるなどが300円、500円と、どれを買っても損のない掘り出し物の山に次々と買い物を楽しんでいた。
また、2,500円の買い物で抽選に1回参加できるお楽しみ抽選会にもオープンから1時間ほどで行列ができた。抽選を待っていた弥彦村から訪れた女性は、大きめのざるを15個をまとめ買いし、「仕事で使うざるで毎年、この日に買いに来てます」。
常連の三条市の夫婦は「毎年、楽しみに待ってます。ことしもいい買い物ができました」とフライパンや鍋で膨らんだ袋を両手に下げていた。
地元では仕事がないために週休3日の会社は珍しくなく、週休4日の会社もある厳しい不況が続いている。可処分所得の減少から少しでも安いものを求める消費者を青空即売会に集めた可能性もあるが、ごった返す通りはそうした暗いムードを吹き飛ばしてくれ、出店した会社の人たちも笑顔にあふれていた。
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