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第4回燕市展が開幕、週明け19日まで214の作品が市民の鑑賞の目を待つ (2009.10.16)
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第4回燕市美術展覧会(市展)が16日から19日までの4日間、燕市吉田産業会館で開かれており、市民の創作活動が結実した214の作品が並んでいる。
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19日まで燕市吉田産業会館で開かれている第4回燕市美術展覧会
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市展賞受賞作品 |
芸術の秋に燕市と燕市教育委員会の主催で毎年開かれている市民芸術の祭典。ことしは日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門に180人から212点の応募があり、うち入選以上の149点と、燕市美術協会(高橋重弘会長)会員出品が1人1点ずつの65点、合わせて214点を展示している。
11、12日と行われた審査で、各部門とも最高賞の市展賞1点ずつとそれに次ぐ新潟日報美術振興賞1点ずつ、さらに奨励賞に日本画4、洋画3、工芸・彫刻5、書道
ことしは放鳥されたトキが燕市周辺に飛来したこともあって、トキを撮った写真が3点ある。工芸・彫刻部門では鎚起銅器で知られる町だけに、そのまま美術品として流通するレベルの造形作品が多いのも燕市展の特徴だ。
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会場で販売している図録
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会場にはひしめくように作品が並び、初日16日は秋晴れに恵まれて朝から来場者に切れ目がなく、「これ、○○さんの作品らね」と知り合いの作品に目を細めたり、「ただで見られるんだもんね」と作品の質の高さに驚いたりしていた。
昨年は1,721人の来場があった。開場は午前9時から午後5時まで、最終日19日は午後3時まで。18日午後4時から同会館で入賞者に対する授賞式を行う。また、会場では入賞作品のカラー写真と各部門審査員の総評、入選者一覧を収録したA4判、29ページの図録を1部100円で販売しているほか、コピーの入選者は一覧は無料配布している。
また、土、日曜の17、18日は、部門ごとに作品解説会を開く。作品解説会の日程は次の通り。敬称略。
日 |
時刻 |
部門 |
審査員 |
10月17日(土) |
午前10時から |
洋画 |
猪爪 彦一 |
午前11時から |
日本画 |
石井 博 |
午後2時から |
写真 |
弓納持福夫 |
10月18日(日) |
午前11時から |
書道 |
菅野 翠壽 |
午後3時から |
工芸・彫刻 |
小磯 稔 |
関連リンク
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