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健康づくりと介護予防を推進する三条市オリジナルの体操「さんちゃん健康体操」が誕生 (2009.10.20)
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三条市は19日、三条市厚生福祉会館で「さんちゃん健康体操お披露目式」を行い、健康づくりと介護予防を推進しようと創作した三条市オリジナルの体操を披露した。
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19日行われたさんちゃん健康体操お披露目式
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「さんちゃん健康体操」は、1回約17分でスローなテンポのピアノ伴奏やかけ声にあわせて行う体操。市は介護予防の一環として、東京都荒川区と「荒川ころばん体操」を共同開発した実績のある首都大学東京健康福祉学部理学療法学科の山田拓実准教授に制作を依頼し、4月から半年がかりで完成させた。
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さんちゃん健康体操お披露目式
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体の状態によっていすに座って行う座位版と立って行う立位版があり、足、腰、腹部の筋力アップやバランス感覚の向上や口腔(こうくう)機能の向上が期待され、みんなで体操すれば認知症予防や閉じこもり予防にもつながる。
お披露目式には、市内35所で月3回、行われている65歳以上が中心の健康体操教室の参加者約70人と市民、スイミングクラブや福祉事業所関係などから合わせて約250人が参加した。
ステージ上の指導者3人とスクリーンに映された映像にあわせて、ゆっくりした動作で指先、足先まで動かし、発声も。一緒に体を動かした37歳の国定勇人市長は、「ずいぶん汗をかいている」と話し、「ずっと続けていきましょう」と体操を継続するよう参加者に呼びかけた。
参加した女性は「大変、運動量があるな。自分のバランス感覚が落ちているなと感じました」。国定市長の隣で体操した女性は「市長さんのとなりは、ほんね(本当に)あがってさー」と体操以上に体温を上昇させた原因に笑いを誘っていた。
「さんちゃん体操」は、健康体操教室で行うほか、主に65歳以上の市内10人以上のグループなどから要望があれば出前教室も行う。体操と解説を収録したDVDとビデオを製作中で、将来的には老人クラブなどでの自主運営にも期待する。問い合わせは、市福祉保健部高齢介護課福祉係(電話:0256-34-5511、内線256)へ。
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