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燕市シルバー人材センターが繁忙期を前に冬囲いの講習会で会員のスキルアップ (2009.10.21)
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(社)燕市シルバー人材センターは20日、冬囲いの需要期を目前に燕市スポーツパークで冬囲い講習会を開き、会員60人が参加して冬囲いの技術を学んだ。
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燕市シルバー人材センターの冬囲い講習会
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11、12月が冬囲いの注文が集中する繁忙期。その前に冬囲い作業に出向く会員のスキルアップをと毎年、講習会を開いている。
講習会には、上は70歳代半ばまでの会員60人が参加し、外部講師やベテラン会員の指導で座学と実技。実技では、同センター前のクロマツ10本余りを練習台に、石川県金沢市・兼六園でもおなじみの冬囲いの一種「雪吊り」の手法を習った。
縄の結び方から学び、木の幹にそって立てる柱の先端から枝の数にあわせて縄を下げ、脚立に上って傘の骨のように枝に結びつけた。
冬囲いに慣れた会員も1年間のブランクを取り戻すように何回も縄の結びを繰り返した。初心者の会員は、指導者の手元を観察して、縄結びの基本のひとつ「男結び」を覚えた。
「ここぐうっと締めて。これが、さっさとならねーとだめらいね」、「練習らがんね、何回もやり直さっしぇや」と燕弁で気兼ねなく指導したり、質問したりして学んでいた。
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