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31日夜行われた「信濃川プロジェクト2009」で県内の信濃川の最上流から河口まで155キロを1,000発の花火でリレー (2009.10.31)
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31日、信濃川の県内最上流の津南町から日本海河口まで延長155km、500カ所余りで次々と合計1,000の花火を打ち上げる「信濃川プロジェクト2009」が行われ、10月最後の夜に本県を流れる信濃川を花火で照らして浮かび上がらせた。
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「信濃川プロジェクト2009」で蒲原大堰そばの打ち上げられた花火のようす
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津南町で毎年行われている花火大会「河岸段丘花火」の関係者が中心となって初めて行われるプロジェクト。信濃川沿いに平均して300メートル間隔で約510カ所の打ち上げ場所を設置し、午後6時に最上流で点火して始まった。
1秒間隔で次の下流側の打ち上げ場所で点火し、リレーするように次々と下流へ向かって花火を打ち上げ、約8分30秒で日本海に到達した後。その3秒後にすべて打ち上げ場所で一斉に点火した。
県央地域の打ち上げ場所は、燕市内33カ所、三条市内35カ所、加茂市内18カ所、田上町内7カ所。好天にも恵まれて、三条市内の信濃川沿いでは、あちこちに分散して見物客が訪れた。
三条市今井地内の蒲原大堰付近の右岸には100人余りが訪れて見守った。土地が高くないこともあって、上流側で花火が見え始めてから一分足らずで間近の対岸で花火が上がり、すぐに花火は下流側へ向かった。
花火は上昇している間に光を放ち、火柱のようになる「虎の尾」と呼ばれるもの。頂点で大きく破裂しないので派手さはないが、周囲を明るく照らし、季節はずれの花火に「おーっ!」と声を上げる人もいれば、タイミングを図って花火を背にカメラ付き携帯電話で写真を撮る人もいた。
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