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三条保健所管内インフルエンザネットワークが管内医療機関のインフルエンザ患者数を集計したデータをホームページで公開 (2009.11.17)
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三条保健所と同保健所管内の4医師会でつくる「三条保健所管内インフルエンザネットワーク」は、管内112の医療機関がインフルエンザと診断した患者数を集計、結果をホームページに掲載してインフルエンザが流行状況を公開しており、閲覧を呼びかけている。
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三条保健所管内インフルエンザネットワークがホームページで公開している管内112医療機関のデータを集計したインフルエンザ流行状況
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集計結果は、日ごとのA型やB型などの型別、年齢別、階級別の患者数を1週間ごとに掲載。さらに、週ごとの患者数推移、前月の状況の集計など、それぞれ表やグラフにまとめて紹介している。
県三条地域振興局健康福祉環境部によると、1つの保健所管内でのインフルエンザ患者数を集計、還元する仕組みを導入したのは、県内で同ネットワークが初めて。管内の医療機関は眼科などインフルエンザの診断を行わない機関も含めて約180あるが、うち現在は112の医療機関が参加、協力している。
同ネットワークは、三条保健所管内の三条市、加茂市、燕市、見附市南蒲原郡の4医師会で組織。8月に開かれた「県央地域新型インフルエンザ医療提供体制検討会議」の作業部会で、医師会から「リアルタイムに患者がわかる仕組みが必要」との提案があった。それを受けて検討し、9月から体制をつくった。
自主的に参加する管内の医療機関が毎日、インフルエンザと診断した患者数をそれぞれの医師会に報告。三条保健所が集計し、結果を管内の医療機関や行政に還元している。
もともとは医療関係者や行政、消防などでの情報提供のネットワークだが、集計データを隠す必要はなく、せっかくなので集計結果を必要とする住民にも見てもらえればと9月7日からホームページでも公開している。
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