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燕署と燕市交通安全対策協議会が高齢者交通事故防止運動」にあわせた「高齢者ピカッと作戦」出発式 (2009.11.18)
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燕署と燕市交通安全対策協議会は17日、燕市交通安全協会で「高齢者ピカッと作戦」の出発式を行い、30日までの「高齢者交通事故防止運動」にあわせて夕暮れや夜間の交通事故防止に夜光反射材着用を呼びかける活動をスタートした。
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燕市交通安全協会で行われた「高齢者ピカッと作戦」出発式でを行い、羽豆交通課長から登坂会長に反射材ベルトとたすきを手渡す
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高齢者ピカッと作戦は、多発する高齢者の交通事故防止が目的の燕独自の活動。外出時の反射材着用と道路横断時の左右の安全確認の徹底を重点とする。
活動を行うのは、燕市が任命する「高齢者交通安全指導員」(登坂一衛会長・55人)が中心。17、18、19の3日間、午後4時半から約30分、燕、吉田、分水の3地区のスーパーで反射材ベルトやたすきを高齢者に配布して着用を呼びかける。
ほかにも反射材のついた高齢者交通安全指導員のユニホームと黄色のジャンパー、帽子を着用して市内を巡回したり、集会などで交通事故防止を呼びかけたりする。
出発式には、高齢者交通安全指導員34人が出席。ピカッと作戦の実施や注意事項の説明を聞いたあと、登坂会長に羽豆署交通課長から反射材ベルトとたすきを手渡した。指導員はさっそく3地区に分かれて出発、それぞれの住む地区での活動をスタートした。
高齢者交通事故防止運動は、新潟県や新潟県警察本部が主唱し、日没が早まる10、11月の2カ月間、実施している。昨年は、県内の交通事故死者のうち、65歳以上が71人。うち、10、11の2カ月間の死者が23人と約3割も占めた。
運動の重点は、ライト上向き走行の励行と夕暮れ時の早めのライト点灯、道路横断時における左右の安全確認の徹底と反射材の活用。歩行者には、車両の直前直後の横断はやめ、左右の安全を十分に確認して横断すること、夕暮れ以降に外出するときは、明るい服装を心がけるとともに、夜光反射材を身に付けて自分の存在を知らせるよう呼びかけている。
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