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建設から39年の昭栄通り商店街のアーケードは来年1月から撤去工事に着手 (2009.11.24)
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24日開かれた三条市議会第7回臨時会で、上程された4件を原案通り決めた。このなかで昭栄通り商店街のアーケードの撤去費用の一部補助を含む一般会計補正予算も決まり、再開発で延長が短くなり、建設から39年たって老朽化したアーケードは、来年1月には撤去工事が始まり、姿を消すことになった。
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取り壊しが決まった昭栄通り商店街のアーケード
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午前10時開会で、会期は1日と決め、三条市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正、三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正、平成21年度三条市一般会計補正予算についての議案3件を原案通り可決、専決処分についての報告1件を原案通り承認した。
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24日開かれた三条市議会臨時会
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一般会計補正予算(補正額3404万7000円減)では、給与制度改正等に伴う議員期末手当等及び職員の給与関係経費の調整などで議会活動費(768万2000円減)と職員人件費(6859万6000円減)、職員退職に伴う退職手当及び人事異動等に伴う職員人件費の調整(1億1885万8000円)。新型インフルエンザワクチンの接種費用助成では優先接種対象者のうち低所得者への費用負担など(3223万1000円)、商工業活性化事業費(500万円)では、昭栄通振興協同組合が国庫補助を受けて行う昭栄通り商店街のアーケード撤去及び街灯設置などの事業の一部を補助する。
昭栄通り商店街のアーケードは、昭和45年11月に約300mのオーバーアーケード「昭栄通りプロムナード」として設置された。小売店を中心に店舗が並び、三条市や近隣から大勢の人が訪れてにぎわった。
その後、昭栄地区市街地再開発事業に伴うパルム建設もあって、昭和59年から約3分の2が取り壊され、63年のパルムのオープンまでには現在の約100mの延長となった。
建設から数えると39年たって老朽化し、ことし7月には天井のトタンが落下した。協働組合では全面改修も検討したが、撤去以上に費用がかかるため、国の補助も申請して取り壊す決断をした。
撤去費用は総額約2,000万円で、国が2分の1、市と協同組合がそれぞれ4分の1を負担する。来年1月中旬ころから撤去工事が行われる。
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