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日本FP協会新潟支部が初めて子どもを対象に「小学生のためのMoney Education」 (2009.11.29)
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日本FP(ファイナンシャルプランナーズ)協会新潟支部=田中勝雄支部長=は28日、三条・燕地域リサーチコアで、初めて子どもを対象とした「小学生のためのMoney Education」を行い、参加した小学生11人にゲームを通じてお金の上手な使い方を学んでもらった。
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日本FP協会新潟支部が初めて子どもを対象に開いた「小学生のためのMoney Education」
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三条市、燕市、新潟市などの小学1年生から5年生まで11人が参加。栃木支部で行っているゲーム形式で上手なお金の使い方を学ぶもので、栃木支部からの応援3人と新潟支部の会員が進行した。
子どもたちそれぞれに小遣い帳を渡し、最初に3,000円、2,000円、1,000円の値段が付いた40種類近い「お買い物リスト」から欲しいもの3つを選ぶ。さまざまなトラブルや誘惑に負けずに最初に選んだものを購入し、同時に預金や現金のバランスでポイントを獲得していくことで、計画的に自分の夢を実現する方法を楽しみながら考える。
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たまったお金で買い物する子どもたち
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おもちゃの紙幣で1カ月分の小遣い1,000円を受け取ってゲームをスタート。「文房具を購入」、「500円を落とす」、「お手伝いをしてお小遣いをもらう」などが書かれたカードを順番にめくり、その指示に従ってお金を動かす。さらに、ひとつひとつのお金の動きは、小遣い帳に記入し、銀行への預金や引き出し、商品の購入は自分で判断してゲームを進めていった。
低学年の子どもたちでも会員のサポートでゲームに熱中。終了後には「最初はお母さんと離れていやだったけど、だんだん楽しくなった」と話す3年生の女の女の子もいた。
また、「欲しいものをすぐに買ったら、貯金が無くなった」、お金を落としたという指示のカードを引いた女の子は「欲しいものが買えなかった。貯金をしておけばよかった」などの感想を話し、間もなくもらえる予定のお年玉で実践したいと話す5年生もいた。
日本FP協会は、ライフ・プランの実現を金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度などの幅広い知識を備えて支援するファイナンシャル・プランナーの育成、組織化を図るNPO法人。
新潟支部では、毎年、「FPフォーラム」を開いており、お金に関する知識の啓発を行っている。今回は2部構成で、午後からの第2部に恒例の大人のための無料マネーセミナー、第1部で小学生対象に初めて子ども向けの企画を行った。
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