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燕市観光アイドルユニット「Be-Con」が目的を達成、メンバーの受験もあって解散 (2009.12.3)
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燕市燕地区観光協会(山崎悦次会長)は2日、燕市の魅力を全国にアピールする目的を達成したとして燕市観光アイドルユニット「Be-Con(ビーコン)」の解散式を行い、メンバーに感謝状を贈って約2年半の活動にピリオドを打った。
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燕市観光アイドルユニット「Be-Con」の解散式で最後のポーズをとるメンバー
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「Be-Con」は、メンバーを公募して2007年に燕市の中学生や高校生を中心に結成。燕市の観光アイドル大使に任命し、地元で合併交流イベントや大曲河川公園、燕製品青空即売会のイベントに出演する一方、県内各地で燕特産の洋食器や背脂ラーメン、良寛、おいらん道中など燕の魅力をアピールした。
しかし、初期の目的はほぼ達成し、高校や大学の受験が迫っているメンバーも多いため、この日の解散となった。
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「Be-Con」のメンバーに感謝状を手渡す笠原燕商工会議所専務理事
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午後7時半から燕商工会議所で行った解散式には、メンバー12人のうち9人が出席、山崎会長の代理で笠原燕商工会議所専務理事が、メンバー一人ひとりに感謝状を手渡し、「全国に燕の名前を知ってもらうことができた」とメンバーとメンバーを支えたスタッフや家族に感謝し、「目指す道を進んでほしい」と今後の活躍に期待した。
リーダーの内田里沙さん(16)は、「いろんな人の協力があってこそのBe-Con」と、これまでの活動を振り返る。夢は歌手で、歌って踊る一般的なアイドルユニットと思って応募したため、「最初は想像していたものとは違った」。
しかし、メンバーと仲良くなり、親切なスタッフにもふれ、「Be-Conはナンバーワンより、オンリーワンのグループ」と考えるようになり「楽しく過ごせた」、「今は燕市民の一員と自覚した」と言う。
「追っかけ」もあらわれるほどに応援に「うれしかった」と言い、「解散したけれど、どこかで見かけたら声をかけてほしい。『Be-Con』をいつまでも忘れないでほしい」と話している。
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