来年の燕市長選挙、小林市長出馬の判断は「今しばらく時間をいただきたい」 (2009.12.11)

11日午後の燕市12月定例会で、小林清市長に対して来年4月に行われる市長選挙への出馬を問う一般質問があったが、小林市長は「今しばらく時間をいただきたい」と出馬の意向を明らかにしなかった。

燕市の12月定例会で市長選出馬を問う一般質問に答える小林市長

一般質問に立つ23市議のうち、数人が市長選関連の質問内容を通告。その最初の質問者となった杣木義男市議は「来年4月の市長選挙に向けた決意を伺います」と質問した。

11日の燕市12月定例会

これに対し小林市長は、新市の初代市長に就任し、与えられた4年間で燕市に全力を注ぐ決意と信念で市政運営にまい進してきたが、昨今の政治や経済をはじめ社会情勢の大きな変化は市政にも想像以上の影響があり、日々の行政課題への取り組むために、市長選出馬は「これまで熟慮する時間をもてなかった」と述べた。

続けて、12月議会後に支援者などに率直な思いを話すなどして考えていくとし、「できるだけ早い機会に、進む方向を決めたい。今しばらく時間をいただきたい」と猶予を求めた。

燕市は来年で合併から4年。合併に伴って行われた市長選で小林市長が当選してから来年で4年の任期を満了、市長選が行われる。2日の選挙管理委員会では、市長選投票日を来年4月11日に決めている。