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にいがた県央マイスターに新たに2人を認定 (2009.12.17)
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新潟県三条地域振興局は15日、三条・燕地域リサーチコアで第4回にいがた県央マイスター認定証授与式を開き、先の審査で認定したものづくりに関わる県央地域の高度熟練技術・技能者2人に認定証を贈った。
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にいがた県央マイスターに認定された平さん(左)と水野さん(右)
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県央地域の高度な産業を支える卓越した技術者や技能者を「にいがた県央マイスター」として認定、表彰して認知度を高め、優れた技術や技能の維持、継承、人材の確保や人材育成を図ろうと、平成17年に創設された認定制度。
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平さんが研磨した部品
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水野さんのまさかり
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県央マイスターは、「県央マイスター塾」の講師、学校総合学習での講師、中小企業大学校やテクノスクールなどの職業訓練施設での講師などの活動を行っており、これまで21人を県央マイスターに認定している。
今年度は4回目の認定で、2人が応募。選考委員会(選考委員長・古川徹新潟大学名誉教授)で審査して2人とも推薦、2人を笠原悟三条地域振興局長が12月15日付で「にいがた県央マイスター」に認定した。
認定を受けたのは、バフ研磨(精密機械部品)の平浩昭さん(49)=燕市・(有)平特殊研磨工業専務取締役=と伝統的鍛冶技術(鉞製造)の水野勲さん(68)=三条市・水野製作所代表=。これまでのマイスターは、50歳代から上は75歳まで。49歳の平さんは県央マイスター最年少で、40歳代で初めてのマイスターとなった。
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第4回にいがた県央マイスター認定証授与式
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授与式には、先輩の県央マイスター18人と審査員や関係者が出席し、笠原振興局長から新たに認定した2人に認定証と記念の盾を手渡した。
自己紹介で平さんは「うれしい思いと、目の前の先輩方を見ると身の引き締まる思い」、水野さんは「ことし68歳。まだ現役でやることで心を燃やしている」と話していた。
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