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タクシーの乗客に配ってもらおうと三条署から三条市タクシー協会に後部座席シートベルト着用啓発グッズのマスク (2009.12.17)
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11日から20日までの「冬の交通事故防止運動」の一環で三条署(太田定昭署長)は17日、自動車後部座席のシートベルト着用率を向上しようと、三条市内のタクシー業者5社でつくる三条市タクシー協会に啓発活動実施の協力を要請した。
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三条市タクシー協会の西山会長(左)に後部座席シートベルト着用の啓発グッズを手渡す三条署の太田署長(右)
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同協会の西山斉会長と名古屋孝徳事務局長の2人が午前11時に三条署を訪れ、太田署長が啓発活動への協力を依頼。タクシーの乗客に配布してもらう啓発グッズとして、「後部座席もシートベルト着用!」とあるシールを張った立体マスク800枚を手渡した。
太田署長は、シートベルト着用は街頭でも広報しているが、後部座席に座る人に直接、呼びかけることでさらなる効果が期待されると言い、協力を快く引き受けた同協会に感謝していた。
冬の交通事故防止運動の標語は、「師走でも あせらず ゆっくり 安全運転」。飲酒運転の根絶、高齢者の交通事故防止、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底の3つが主な重点だ。
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後部座席シートベルト着用啓発グッズのマスク
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一般道での後部座席のシートベルト着用率は、10月の調査で全国平均33.5%、新潟県は45.6%で全国47都道府県中第6位。取り締まりの対象となる高速道は全国平均63.4%、新潟県は52.9%全国39位。
三条署管内の一般道での調査では、着用率が39.0%と低調だったことなどからも、後部座席に人を乗せることが多いタクシー業界から着用率向上に向けた啓発活動への協力を要請することにした。
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