28日は官公庁仕事納め、三条市では国定市長が職員を前に年末のあいさつ (2009.12.28)

官公庁仕事納めの28日、三条市では午前10時から国定勇人三条市長が集まった約180人の職員を前に年末のあいさつを行い、1年を締めくくった。

28日、三条市で行われた国定市長の年末あいさつ

国定市長は、ことしは経済対策に始まり、経済対策に終わった「経済にふりまわされた年」とまとめた。ことしの漢字が『新』に決まり、経済や政権の環境が劇的に変化した年で、新年のあいさつで話した「根張り（ねはり）」よりも「粘り」を強いられるような一年だったと振り返った。

年末のあいさつを行う国定市長

そうしたなかでも、いくつかの課を中心に業務の効率化など新しい行政改革が行われたことを評価。「年が明けても厳しい経済情勢が続くことになると思うが、そこから逃げては行けないと思っている」との姿勢を示し、その状況に立ち向かうためにも、年末年始はゆっくり静養してリフレッシュしてほしい、新年は気分一新し、市政発展のため一緒に頑張ろうと求めた。

最後に、「1年間、お疲れさまでした」と感謝と礼、ねぎらいの言葉を述べ、それぞれの家族にもよろしく伝えてほしいと、5分余りであいさつを終わった。

市役所の一般業務は、翌29日から1月3日まで休み。窓口業務は12月29日と30日の午前8時半から午後5時半まで行う。また、出生や死亡、結婚などの届け出は、年末・年始も三条、栄、下田の各庁舎の当直室で受け付ける。