|
三条中央市場で大みそか恒例の歳末臨時市場開設、荒天も歳の市にふさわしく (2009.12.31)
|
|
|
|
三条市のJR北三条駅西側の中央市場で31日、大みそか恒例の歳末臨時市、通称「歳の市(としのいち)」が開かれ、朝方から降り始めた雪のなか、年末年始用の花や刺身などを買い求める客が訪れた。
|
31日、三条市のちゅうおういちばで行われた歳末臨時市
|
午前6時ころから昼前まで、昨年並みの20の店がひさしを並べた。鮮魚、花、成果、豆腐、しめ縄、塩物、もちなど年越し用の食材や正月用品を販売した。
|
雪降る中を変える歳の市の客
|
午前6時前に雷が響くと、それを合図のように雪が降り始め、前日の青空がうそのようにたちまち雪景色に変わった。三条市消防本部の午前9時の観測では、前日にゼロだった積雪が3センチに、気温は0.2度だった。
明るくなり始めた午前7時ころには、鮮魚を売る店では行列ができるにぎわいだったが、目当ての買い物をすませた買い物客は、足早に帰っていった。
関係者によると、不景気の影響や家族数の減少で客単価は低いようだと話していた。加えて大みそから天気が荒れる予報だったのを見越して、晴れた前日30日に開かれた四日町市場で買い物をすませた人もいたようだとが、「冬は冬らしいほうがいいかな」と、荒れた天気にも景気の回復を願っていた。
|